雨の8月

  • 2014.08.31 Sunday
  • 23:44
たいへんな災害が地元で起こってしまいました。

私の住んでいる地区も、前の晩からただごとではない雨の降りようでした。

夫が何度も雨足の様子を見たり気象情報をチェックしていましたが、まあ大丈夫だろう…ということで床につきました。
明け方にものすごい雷鳴で叩き起こされたのですが、まさかその時間帯に市内であんなことが起こっていたとは。朝のニュースを見て驚くばかりでした。

災害にあわれた方にお見舞い申しあげます。慎んで亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします…と書いてみても、あまりにも身近すぎて、正直なところ気持ちと言葉がかみあわない感じがしています。

私が20代の頃に仕事でお世話になった方が、被災された区内にお住まいでした。
ただ、もう十数年以上も年賀状だけのお付き合いになっていました。
私が現場に馳せ参じて何かできるわけでもない、もしかしたら避難所にいらっしゃるかもしれない。電話したところで、ありがた迷惑になってしまうのでは?と躊躇して、なかなか連絡できずにいました。

今朝、お住まいの地域の避難指示が解除されたことを知りました。そろそろ大丈夫かと思い、念のため夫にもアドバイスをもらって、先方へお電話してみました。

お忙しいところ突然すみません、以前□□でお世話になりました○○と申しますが…と名乗ったところ、すぐに私のことを分かって頂けました。

ご本人や家族、近所の方も含め、皆さん怪我もなくご無事だったとのこと。とはいえ、お話を伺いながら頭の中で地形を思い浮かべ、背筋がヒヤリとしました。ご本人は気丈にサラッと話して下さいましたが。

ご自宅とは少し離れたところにガレージや倉庫があって、そちらには土砂が流れこんだそうです。「でも今日、避難指示が解除されたから早速ボランティアの人たちが入ってくれてね、きれいに土のうに詰めて積み上げてくれたんですよ。若い人の力ってすごいですねえ」とおっしゃっていました。

私も逆に「久し振りに声が聞けてうれしかったですよ」と気づかいの言葉をかけられて、恐縮しました。これまでずっとご無沙汰していたことをお詫びして、何度も頭を下げつつ電話を切りました。

先日友人と話をしていて「近いうちにボランティアセンターに行ってみるよ」という頼もしい言葉を聞きました。
私は残念ながら「手伝わんでええけ、邪魔せんといてください」レベルの持久力ですので、なにか別の手段でお役に立てればと考えています。

筋トレ、仕切り直し。

  • 2014.08.19 Tuesday
  • 18:05
この夏から、ジムでの筋トレを再開しました。

30代の頃はジム通いを習慣にしていました。楽しみと息抜きの時間でもあったのですが、数年前バセドウ病にかかってしまったのがきっかけで、疎遠になってしまったのです。

バセドウ病の診断が下ったとき、主治医からは「マラソンや長時間のジョギングは難しいが、(私の自覚症状と血液検査の結果なら)その程度の運動なら支障はないし、気晴らしのためにも続けた方がよい」と許可を頂いていました。

しかし、疲労の度合いが以前とはやはり違っていました。
まだ大丈夫だろうと思っていたら、急にスイッチが切れたかのように身体が重くなります。今までクリアできていたウェイトや回数もこなせなくなりました。
できないものは仕方ない、無理してケガをしてもいけないと思い運動量や時間を減らしてみたのですが、それでも疲労感が抜けるまで何日もかかるようになりました。

最後はお財布の事情ではあるのですが、入会しているジムの会費と、自分の体力、利用できる時間や回数とのバランスが釣り合わなくなったのです。他の会員の皆さんも感じのよい方ばかりでしたし、コーチにもとてもお世話になっていたのですが、いかんせん人情だけで貴重なお小遣いを使うわけにも参りません。通い続けたい気持ちはありつつも、年会費の期限満了とともに退会してしまいました。

ジム以外でも身体は動かせると思い、ウォーキングやジョギングをすることで振り替えようと思いました。
しかし、1日30分走ってみる→3日へばる、という疲労のサイクルは変わらず。なにより、屋外での運動は自分が予想していた以上に季節や天気に影響されることを痛感しました。続きませんでした。
一昨年の後半からは(いくらこんな場末のブログといえども)ここでは書けないアレコレが私の周りで同時多発しまして、精神的にそれどころではなくなってしまったのです。

おかげさまで、それらのアレコレも今年の前半にはどうにかカタがつき、カープの試合を見ながらテレビの前でストレッチをする程度の余裕も出てきました。そんなとき、



「ひさしぶりに、筋肉痛になるくらいトレーニングがしたいなあ…」



という思いが頭に浮かんだのです。

公営のスポーツセンターや体育館ならば、1日ごとの料金で利用できます。
会員制ジムのような丁寧な指導は期待できないけれど、これまでの経験から身体の動かし方やウエイトの扱い方は知っている。まずは体力をつけることが最優先ではないか?今なら再スタートできるんじゃないかな?…と。

“同時多発アレコレ”が解決した頃にバセドウの血液検査の数値が急に回復したのも、自分のなかで後押しになりました。

そのようなわけで、ひさしぶりに先月から通い始めました。再開した日の翌日、実にいい具合に腕や足が筋肉痛になって、「おお、これこれ!この感じ!」とうれしくなりました。
義務になったり、強迫的になってしまわないように「1週間から10日に1回、1時間ちょっと。どんなに調子が良くても週に2回まで」と決めています。
バセドウの症状だけではなく年齢も重ねているので、バリバリにメニューをこなしていた30代前半の頃のようには戻らないでしょう。まあ6割、7割のメニューがこなせるようになれれば、御の字かなあと思っています。

…余談ですが、筋トレを再開してからというもの、野球中継を見るときに今まで以上に選手の太ももや腰回りに目が行くようになりました。みんな格好いいっす。

思いきって捨ててみた

  • 2014.08.04 Monday
  • 23:53
週末に自分の持ち物を思いきって処分しました。

本の片付けだけをするつもりでしたが、あれもこれもと気になりはじめてしまい、押入れや棚の中身を全部引っぱり出して、一日がかりの作業となりました。
押入れの奥からはWindows98のノートパソコン(VAIO)と、ビニール袋にくるまれたWindows Meのデスクトップパソコンが登場。ノートパソコンもあの頃はかなり高かったんですよね…。

本の処分よりも悩まされたのが音楽CD。もう聴かなくなったものや、買ったことさえ忘れていたものが棚の奥から次々と出てきました。
あわよくば中古CDとして売り物にならないかと思いネットで下調べしましたが、オークションでも入札が無かったり、発送の手間のほうが高くつくのではないか?というものばかりだったので諦めました。私が要らなくなったものは他の人も興味が無いということですね。結局かなりの枚数を捨ててしまうことに。ゴミ出しのためにCDケースとジャケットを分別しながら、思った以上に衝動買いをしていたことを反省しました。

古本は、チャリティ企画として買い取り料を提携先のボランティア団体に寄付してくれる業者を見つけたので、自己満足ではありますがそのように手続きしました。こちらは後日2,000円程度の寄付ができたとの報告がありました。古いパソコンも処分業者に宅配便で送りました。

知人に今回の話をしたら、「そういえば自分も昔はジャケットを取っておきたくてCDを買ってましたけど、あるとき急に熱がさめちゃって。曲は全部データに変換して、CDは捨てましたねえ。けっこう場所も取るし。今はレンタルかダウンロードで済ませてます」と言われました。

不要品を処分したからには部屋も気持ちもスッキリするものと思っていましたが、このたび処分したものは目につかないところにしまいこんでいたのがほとんどだったので、あらためて部屋を見渡してみても、労力のわりには変わっていません。変わりばえしないわりには「これは捨てようかどうしようか?」と仕分けに頭を使ったせいで、スッキリというより、疲れました。

なにより捨てるときの罪悪感がいけません。物を増やさない生活を心がけようと気づかされました。

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< August 2014 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM