ちょっとしたひとこと
- 2013.11.30 Saturday
- 23:28
先日のミーティングの休憩時間に、あるメンバーから「もう10年以上前の話だから、ごめんね」と前置きをされて、こう言われました。
「○○さん(私の名前)がさ、ミーティングで『私、ハイヤーパワーとか霊的とか言う言葉が大っキライなんです。だって、そんなたいそうなことを言ってる人だって、ご飯を作ってくれた人に対して、食べ終わっても”ごちそうさま”のひとことも言えないじゃないですか!』って言ったの。うわー、生意気なことを言う子だなあって思ったんだけど、考えてみれば、それもそうだなあってね」
ひえー、そんなこと言ってましたか。本人はすっかり忘れてました。
おそらく、ご飯を作ってくれた人、という言葉からして、地元の宿泊イベントに参加したときのミーティングで喋ったことだと思われます。
施設を安く使用させてもらう代わりに食事を自炊しなければいけなかったのですが、私たちだけでは人手が足りなくて、メンバーのお知り合いの方々に頼んで手伝ってもらっていたのでした。
もともとお料理の好きな方が世話をして下さっていたので、盛りつけも美しく、愛情のこもった味付けでした。それなのに、食べ終わっても何も言わずに席を立つ人が多いこと。「ごちそうさま」「いつもありがとう」と声をかける人の方が少なかったのです。
「ミーティングであれだけ良いことを言ってたのに、作ってくれた人への気づかいができないなんて。たったひとことで済むことなのに」。私はようやくみんなと一緒に食事をとれるようになった頃で、余計にでも無言で席を立つメンバーが目についたのかもしれません。
そのメンバーが思いださせてくれたのですが、ふだんのミーティングでも、ちょっとした挨拶があるかないかでずいぶん違うよなあ、と思いました。
私が初めてミーティングに参加したときも、ジロッと見上げて無言のままのメンバーがほとんどで、さらに緊張してしまいました。
私の隣に座っていた女性メンバーが話しかけてくれたり、向かいに座っていた男性メンバーが他のミーティング会場も紹介してくれたりして、ようやく気持ちがほぐれました。
ジロッ、とこちらを見ただけのメンバーも、打ちとけてくれば(変わってるけど)面白い人が多くて、なんだか損をしてるよなあと感じました。
よその地域のミーティングに参加したときも、女性の方が「初めて来られたんですか?」と声をかけてくれて、ホッとしました。後で別のメンバーに聞いたら、「あの人は初めて見る人には必ず声をかけるように心がけておられるんですよ」とのことでした。
自分達の活動を外部の人達に知ってもらうのも大切だけど、グループにきた人たちをどう受け入れるかも同じくらい大事だと感じています。べつに「おもてなし」をしろというのではなくて、こんにちは、こんばんは、っていうあいさつのひとことでいいんですよね。
え、そんなの社会人の常識じゃん、と思われるかもしれませんが、心が病んだり、余裕がなくなってしまうと、そんな簡単なことができなくなってしまいます。それは長年ミーティングに出ていて感じますし、私もうっかり忘れないように気をつけないといけません。
で、思いだしました。
その10年前の宿泊イベントですが、食事の世話をしてくれていた方のうち、いちばん若くて、おとなしかったお嬢さんが、ある時についに台所からオジサンたちに向かって、
おまえらには、感謝の気持ちが無いのかぁ〜〜!!
と叫んだのです。
以後、
すみません…
ごちそうさまでした…
と、粛々とお皿を下げるオジサマ達の姿がありました。
やはり言うべきときには、言わないといけませんね。
「○○さん(私の名前)がさ、ミーティングで『私、ハイヤーパワーとか霊的とか言う言葉が大っキライなんです。だって、そんなたいそうなことを言ってる人だって、ご飯を作ってくれた人に対して、食べ終わっても”ごちそうさま”のひとことも言えないじゃないですか!』って言ったの。うわー、生意気なことを言う子だなあって思ったんだけど、考えてみれば、それもそうだなあってね」
ひえー、そんなこと言ってましたか。本人はすっかり忘れてました。
おそらく、ご飯を作ってくれた人、という言葉からして、地元の宿泊イベントに参加したときのミーティングで喋ったことだと思われます。
施設を安く使用させてもらう代わりに食事を自炊しなければいけなかったのですが、私たちだけでは人手が足りなくて、メンバーのお知り合いの方々に頼んで手伝ってもらっていたのでした。
もともとお料理の好きな方が世話をして下さっていたので、盛りつけも美しく、愛情のこもった味付けでした。それなのに、食べ終わっても何も言わずに席を立つ人が多いこと。「ごちそうさま」「いつもありがとう」と声をかける人の方が少なかったのです。
「ミーティングであれだけ良いことを言ってたのに、作ってくれた人への気づかいができないなんて。たったひとことで済むことなのに」。私はようやくみんなと一緒に食事をとれるようになった頃で、余計にでも無言で席を立つメンバーが目についたのかもしれません。
そのメンバーが思いださせてくれたのですが、ふだんのミーティングでも、ちょっとした挨拶があるかないかでずいぶん違うよなあ、と思いました。
私が初めてミーティングに参加したときも、ジロッと見上げて無言のままのメンバーがほとんどで、さらに緊張してしまいました。
私の隣に座っていた女性メンバーが話しかけてくれたり、向かいに座っていた男性メンバーが他のミーティング会場も紹介してくれたりして、ようやく気持ちがほぐれました。
ジロッ、とこちらを見ただけのメンバーも、打ちとけてくれば(変わってるけど)面白い人が多くて、なんだか損をしてるよなあと感じました。
よその地域のミーティングに参加したときも、女性の方が「初めて来られたんですか?」と声をかけてくれて、ホッとしました。後で別のメンバーに聞いたら、「あの人は初めて見る人には必ず声をかけるように心がけておられるんですよ」とのことでした。
自分達の活動を外部の人達に知ってもらうのも大切だけど、グループにきた人たちをどう受け入れるかも同じくらい大事だと感じています。べつに「おもてなし」をしろというのではなくて、こんにちは、こんばんは、っていうあいさつのひとことでいいんですよね。
え、そんなの社会人の常識じゃん、と思われるかもしれませんが、心が病んだり、余裕がなくなってしまうと、そんな簡単なことができなくなってしまいます。それは長年ミーティングに出ていて感じますし、私もうっかり忘れないように気をつけないといけません。
で、思いだしました。
その10年前の宿泊イベントですが、食事の世話をしてくれていた方のうち、いちばん若くて、おとなしかったお嬢さんが、ある時についに台所からオジサンたちに向かって、
おまえらには、感謝の気持ちが無いのかぁ〜〜!!
と叫んだのです。
以後、
すみません…
ごちそうさまでした…
と、粛々とお皿を下げるオジサマ達の姿がありました。
やはり言うべきときには、言わないといけませんね。
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