ひさびさのサッカー観戦

  • 2012.08.28 Tuesday
  • 00:19
もう一週間前のことになってしまうのですが、サッカーの試合を見に行ってきました。
U-20の女子ワールドカップのグループリーグ戦が広島でも行われていたのであります。

試合当日はお仕事も休みだったので時間の都合もつきました。ちょっと気になる入場料金も、自由席が2,000円。2試合続けて見られるので、けっして高い金額ではありません。

とはいえ、第1試合の開始が夕方4時。
…4時…まだまだ暑いし…と思っていたところ、夫からは「そりゃあ、ぜひ見に行ってみんさい」とすすめられました。

「テレビで見るにしろ、スタジアムで見るにしろ、これから楽しんでサッカーを見たいなら、行く価値はあると思うよ。U−20でしょ?たぶん基本に沿ったゲームの進め方をすると思う。ボールのスピードも、目で追いやすいしね。女子サッカーには女子サッカーなりの面白さがあると思うよ」。

果たしてこの私に「試合運び」なるものがどこまで分かるのか?さっぱり期待できませんが、どうせ見るなら練習風景から見たいと思い、昼下がりのいちばん暑い時間に出発し、ビッグアーチへと向かいました。

スタジアムに入る前に、持ち物検査とともに「ドリンク検査」がありました。「コカ・コーラ社以外の飲み物は紙コップに移すか、ペットボトルはラベルをはいで下さい」とのご指示。ええ、スポンサーさんですもんね、わかります。たまたま私が持っていたのがコカコーラ製品だったのでそのまま入場できたのですが、この暑さではどちらにしろ量が足りません。
売店では500mlのペットボトルが1本200円で売られていました。入場料2,000円だから仕方ないかなーと思いつつ、スポーツドリンクを買ってスタジアムへ。

暑い。ほんとーに暑い。適当なところを見つけて座りましたが、太陽は若干西に傾き始めたものの、まだまだ容赦なくスタンドに照りつけます。暑さと直射日光に耐えながら第1試合を観戦。前半はほとんど記憶にありません。ごめんなさい。後半がはじまってからようやく太陽を気にせずに観戦できました。
第2試合が始まるころには夕方の涼しい風も吹きはじめて、こちらは最初から落ち着いて見ることができました。

041.JPG

試合については公式サイトをごらんください⇒ガーナ×アメリカドイツ×中国

こうしてVTRで見るよりも、選手はずっと速く走っていたように見えたので、私の感覚もいい加減ですね。それだけ間近で見ていて迫力があったんだと思います。

あくまでも素人のおばちゃんの感想なのですが、おばちゃんが見ていても「わわっ、かっこいい」と思ったのはドイツ代表の選手でした。ボールが身体から離れないし、ポーンと蹴った先にちゃんと味方の選手が居るし、相手のボールをスルッと身体を入れて奪ってしまうし、ドリブルしていて身体が傾いても倒れないし。

…というようなことは、サッカー通の人からすれば「いやいや、それぐらいは普通だよ」なのでしょうし、私が「女の子なのにすごいな」と思うことが失礼なのはじゅうぶん分かっているのですが(だって目の前に居るのは国の代表だし!)、やっぱりすごいと思いながら見ていました。

ドイツの選手は試合終了後も、隊列を作ってピッチの上を裸足でゆっくりとジョギングしていました。クールダウンだと思うのですが、けっこう長い時間をかけて何周も走っていました。
そういえば試合前の練習の時も、グループに分かれる前にピッチの半分を使って一列に並んでアップをしたり、それが終わったら大きな円を作ってストレッチをしていましたっけ。試合中も各選手の位置が割ときっちり決まっていた印象(あくまで素人目線です)。あれはお国柄もあるのでしょうか。

じつは日本代表の試合はまだ一試合も見ておりません。地上波中継ならではの演出がどうも苦手なんですよね。これからは決勝トーナメントなので見ると思いますが、個人的にはぜひドイツと対戦してほしいです。

試合当日のビッグアーチの観客数は2,582人。(少ない…)
たしかに、男子とはどう頑張っても脚力をはじめ筋量が足りないので、迫力では負けます。でも、今回は代表レベルの試合だし、テレビ中継にアイドルグループを引っぱって来なくてもじゅうぶん面白いと思うんです。…が、こればかりは大人の事情があるんでしょうから仕方ないですね。

そうそう、当日は20歳以下の入場料は500円ということもあって、「サッカー部です!」とおぼしき男子やら「サッカーじゃないけど屋外系の部活やってます!」みたいな女の子たちがたくさん来てました。なんで分かったかと言うと、みんな日焼けというより、もう「焦げている」というレベルの顔と身体をしていたので。元気でいいなあ。

若い皆さんからエネルギーを頂戴して帰途についたはずなのですが、屋外で長時間という慣れない環境に身体がついていけず、翌日は超低空飛行のコンディションで過ごす羽目になってしまいました。やれやれです。

悩んだ後のほうが身につく

  • 2012.08.22 Wednesday
  • 22:34
きょうは夕方からウォーキングに出かけてみました。
空を見上げると少しずつですが秋の気配が感じられるような…

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しかし、山の方では大きな積乱雲がありました。夕立ちでも降っていそうです。

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さて、半年ぐらい前からですが、私の中に「仕事にするわけではないけど、カウンセリングの勉強をしてみようかな」という思いがありました。グループのメンバーと関わるときに、もしかしたら役に立つかもしれないと考えたからです。

それをある仲間に相談したところ、

「うーん、今のあなたにはまだ早いと思う」と、あっさりダメ出しされてしまいました。

僕がグループの広報活動でカウンセラーさんと会ったときに感じたのは、カウンセリングっていうのは、いかに聞き役に徹して、タイミングをみながら相手にどのようにインフォメーションを与えるか…というのが決め手になる仕事なんだということ。
いっぽうで、僕たちは「僕はこうだったよ。僕はこうしたよ」と自分の体験を語って相手に「提案」をする。アプローチの方法がぜんぜん違うんよ。

カウンセリングの勉強をやってはいけないという訳じゃない。僕の知ってる年上の仲間にも本格的に勉強した人はいるし、資格を取って援助職についた人もいる。あの人たちもケジメをつけていて、ミーティングでは話さないし、僕と親しくなってからはじめて打ち明けてくれたことなんだけど。

で、そういう人たちはグループの活動にしろ、ミーティング以外でのメンバーとのつきあいにしろ、理論を学んだり実習を積む前に、たくさんの、いろんなタイプのメンバーと関わってきた人が多い。何年もね。その中でずいぶん悩んできた経験があるんよね。どうしたら自分の想いが伝わるんかなーとか、もどかしい思いもしただろうし、相手から逆恨みされたこともあると思うんよ。

そういう苦悩や思考錯誤があるからこそ、勉強したときに「ああ、あの時さんざん悩まされたけど、こういうことだったのか」と納得できるし、理解も深まるんじゃないかな。

…仲間が私に言いたいことはなんとなく分かりましたので、こう返しました。「だから今の私がヘタに知識を聞きかじると、子どもが新しいオモチャを振り回すみたいになっちゃうのね」

「うん。早々と『ああ、この人はこのタイプだ!だからこう対応しなくちゃ』ってマニュアルに当てはめて決めてかかるかもしれない。たとえばね、自分が読みたい本を読んで膝を打って、『こんなことが書いてあったんよ!』と他人に受け売りするのは本人の勝手なんよね。でも、ことカウンセリングになると他人を巻き込むわけだから慎重になるべきだと思う。カウンセラーだってお金をとって仕事ができるようになるまでには、たくさんレポートを書いたりトレーニングを積んだりしているはずだからね」

グループに新しく来た人たちの役に立ちたい気持ちは分かるけど、自分たちには回復のプログラムがあるんだし、それをたんたんと実践していけばいいんじゃないかな…というのが、仲間からの助言でした。

「実はね、僕はカウンセラーになろうかと考えたことがあった。でも僕が信頼している専門家に相談したら『あなたは他人に引きこまれやすいタイプですから、向いてません』ってハッキリ言われたけえ、辞めたんよね」と苦笑いしながら教えてくれました。あー、私もそうかもしれない。

仲間からのアドバイスを聞いた後で気づいたのですが「聞き役に徹する」ことが予想以上に難しいことにあらためて気づかされました。自分の体験を語ると言いながら、結局相手の話を取ってしまったことが何度もあったからです。

たとえば、いま相手が話している話題は、ほんとうに相手が私に言いたいことなのかな?もしかしたら言い出しにくいことをずっと抱えてるんじゃないだろうか?

そのような疑問を頭の隅に置きながら、これからメンバーの話を聞いてみようと思います。

2012年8月6日 平和公園

  • 2012.08.15 Wednesday
  • 17:17
残暑お見舞い申し上げます。

・・・などと書くのもうんざりするくらい、蒸し暑い日がつづいています。いやほんと、よっぽどの用事が無い限り、真昼のうちは出かけないほうがいいかもしれません。

ちょっと時期を逃してしまったのですが、8月6日の平和公園で撮った写真をアップします。


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相生橋ちかくの護岸では、雅楽の演奏がされていました。

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ネットには「原爆ドームや灯籠は自分にとってはお墓のようなものだから、写真を撮ってほしくない」という書き込みもありました。そのような意見の方には申し訳ないのですが、つつしんでお祈りさせて頂きましたのでなにとぞご勘弁を。

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この日は「あげ潮」だったので、とうろうが上流へと向かっていきました。

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帰り道に原爆ドームのそばを通ると、段ボール箱がいくつも置いてありました。
中を見ると、使用済みのキャンドルが積み重ねてありました。子供向けのイベントに使ったのでしょうか。
通りかかりの人たちが持ち帰っていたので、私たちもそれぞれ選んで帰宅し、ベランダでもう一度使わせてもらいました。

日ごろは目の前の生活のことでせいいっぱいだし、いつもいつも平和のことを考えているわけではないけれども、こうした節目は大切にしたいと思っています。

早朝のお宮参り

  • 2012.08.06 Monday
  • 00:10
日曜日の夜、時計がわりにテレビをつけていたらフェンシングの男子団体が決勝進出とのニュース。ダイジェストで見ましたが、解説の方が最後はぜんぜん解説になっていなくておもしろかったです。決勝戦もこの調子で解説にならないような好ゲームになるといいですね(日本時間午前3時だそうで、さすがに起きていられません)。

さて、先週のことでしたが、いつもより少し早く目が覚めました。
窓を開けると曇り空。直射日光が当たらないせいか、暑さもまだ気になりません。

これは、走ってこいということかなー・・・。

「いやー、すぐ暑くなるから止めておこうよ」という思いもちらっと横切ったのですが、30分ぐらいで切り上げればいいやと思い支度をしました。

腰の違和感が続いたのでしばらく走らずにいたのですが、梅雨が明けたとたんのこの猛暑。すっかり再開のタイミングを逃してしまっていました。
また再発したらいけないので、再開初日は歩く時間をメインに、早歩きほどのペースでジョギングすることにしました。
途中で神社の前を通りかかりました。このまま素通りするのはなんとなく気が引けて、境内に入りました。木陰で涼みたいのもありましたし。

本殿に向かうと、中で年配の方々が集まって雑談をしておられます。ちょうど1日(月初め)だったので、朝早くから行事でもあったのかもしれません。
手を合わせていると、神主さんが来られてバサバサとおはらいをしてくださいました・・・が、おはらいが終わっても、まだ私の前に立っておられます。
頭を垂れて手を合わせていたのですが、ずっと気配を感じるので緊張してしまいました。神様へのご挨拶もそこそこに切り上げて失礼しようとすると、その神主さんから呼び止められました。

「これ、良かったら召し上がって下さい」と、おまんじゅうを一つもらいました。朝の会合の残りだとは思いますが、棚からぼた餅ならぬ神様から饅頭です。

帰る頃には、早朝の曇り空はどこへやら、すっかり雲もかき消されてギラギラした太陽があらわれ、セミが一気に鳴き始めました。退散退散。

早起きは饅頭の得。帰宅してありがたく頂きました。走った後だったのでとっても美味しかったです。

こちらは近くの花壇で見かけたはまゆうの花です。夏の強い日射しに白い花が爽やかです。
それにしてもほんとうに暑いです。夜に走るのは苦手だし、かといってこのまま間隔があいてしまうと持久力も上がらないし。しばらくは早朝か夕方かなあ。
はまゆう2.JPG

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