執着のない人

  • 2012.06.06 Wednesday
  • 23:25
知り合いの方(男性)が食事療法を実践して、みるみるうちに身体がひきしまってきました。

もとよりメタボとは無縁の体型をしておられたのですが、血液検査の結果で一部基準を超えた値が出てしまったそうです。見かけでは分からないものです。

食事制限を開始して約3ヵ月、指示を守った甲斐もあって順調に減量できているようです。
通勤や仕事で1日10,000歩は軽くクリアする生活を送っているらしいので、食事はどうしているのかかたずねると、

「いやー、細かいきまりは無いですよ。毎日炭水化物を控えればいいだけですから」

というサラーッとさわやかなコメントを頂戴しました。

ずいぶん前にAAのイベントでシュークリームの差し入れをみんなで頂いたときも、あるメンバーが「この時間に食べたら、もう晩ゴハンは入らない」と言うのを聞いてびっくりしたことがあります(まだ夕方の4時ぐらいだったと思う)。

普通の人って、何事も少しずつ、あっちもちょろっと、こっちもちょろっと、といった具合に出来るんだろうと思います。

そういえば前の職場で「毎月の給料日に5,000円分ほど、パチンコをするのが楽しみなんです」って言って、景品と思われる「海物語」のボックスティッシュをデスクに置いていた人がいました。そのお話を聞いた少し前にギャンブル依存症の人の体験を聞いていたので、よけいに覚えています。

帰宅して「やっぱり食べ物に執着の無い人っているのよね」と夫に話したら、「今日ね、○○君(共通の友人)に会ったんだけど、『えー、あれからまだお酒を飲んでないんですかあ??』って驚かれたよ。彼に悪気は無いんだけどね。いずれまた飲めるぐらいにしか思ってないんだろうね。普通の人の感覚ってそんなもんだろうと思ったよ」とシミジミと語られました。やっぱりそうですか。

さっきの男性の話に戻りますが、やはり医師の指示のもとに運動と食事に配慮して、それを日々実践するというのが一番のようです。私なんか腹八分目という食事を1日こなすだけでものすごい修業をしている気分になってましたもんね。ひとたび手段が目的化(=ストレスから過食してたのが、ストレスの原因が解消されても異常な食行動は残ってしまった)というか、やめられない止まらない状態を経験してしまったので仕方ないことではあるのですが。

食べ物とは一生おいしくお付き合いをしたいので、腹八分目=ちょっと物足りないかな、というぐらいのスタンスでやっていこうと思います。人付き合いも似たようなものかもしれませんね。

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