自助グループにかかわることなので、プライバシーに関わらない程度に書きます。
半年前から、私がおもに通っているOAグループの専用ブログを開設しました。
リンク先の
OA JAPANのサイトが各所でリンクされているせいか、予想以上に反響があります(といっても件数はAAに比べたら微々たるものですが)。ネットの力、おそるべし!
これまでも病院や行政にチラシを持参してきましたが、今回ほどの反応はありませんでした。ご家族の方から問い合わせはいただいたものの、ご本人からからはここ数年間皆無といっていいでしょう、はっきりいって。
やはり、本人が夜な夜なネットを徘徊してサイトにたどりついて、おそるおそるメールをして...というケースが、ミーティング場へたどりつく近道なのかもしれません。
家族がすすめるものは意地でも受け入れない、という心理もありますしね。縁の濃い人間ほど関わるのは難しいのかもしれません。
チラシの持参は「ミーティングは存続しとるでー」というアピールも兼ねてこれからも続けていこうと思っています。
ほかの地域のことは分かりませんが、摂食障害からの回復に自助グループが有効ととらえているかどうかは、お医者さんの中でも見解はいろいろあるようです。私の主治医は「ミーティングはどうですか?」とほぼ毎回聞いてこられますが、あるメンバーに聞くと、その人の主治医は「自分に合うんだったら続けてみれば?」というスタンスだそうです。それこそ「支持も反対もしない」ってやつですね。自助グループを、食べ方の問題からの回復の手段と、必ずしも(すべての先生が)とらえていない。このあたりはアルコール依存症とは違うのではないでしょうか。
そもそも、摂食障害についても「食べ物依存症」ととらえるかどうか、先生によりけりなのかもしれないし。
...と考えはじめると、自分の本分からはずれてしまいそうなので、私は食べ物の問題でまだ苦しんでいる人に、これからも回復の道具を紹介できるように努めていきたいと思います。