タイに行っていればこんなことには…。

  • 2010.04.30 Friday
  • 12:47
じつは2月中旬から仕事も兼ねてタイに行く予定だったのですが、夫に急用ができ、直前になって中止となってしまいました。

あまりにも想定外な出来事で、仮に「渡タイ」していたとしてもトンボ帰りしなくてはいけなかったほどの用件でした。最低限の出費で済んでよかったと思わなくてはいけません。

キャンセルの手続きをひととおり済ませたら、すっかり気が抜けてしまいました。
急ぐ仕事もないし、夫はその用事のために実家に帰っているので家事も適当。

ひまつぶしにオリンピックでも見るか、とテレビをつけました。男子フィギュアスケートのフリープログラムを生中継しているところでした。

フィギュアスケートの男子選手、と言われても、せいぜい地上波のスポーツニュースで見聞するぐらいでした。日本勢はずいぶん後にならないと登場しないと分かり、見るともなしにゴソゴソと雑用をしていたところ…

とつぜん「フィギュアにはとってもそぐわない音楽」がテレビから流れてきました。

なんじゃ?

と顔をあげると「ものすごく白い白人の人」が滑っています(日本語としてメチャクチャですが、ほんとにそう思った)。

風貌といい
曲といい
振り付けといい
滑り方といい
演技の終わり方といい

…しばらく、テレビの前で口を開けて固まっていたはずです。

今のは何だったんだろう??????

そのときはどこの国の何ていう選手かなどチェックする余裕もなく、「なんだかお昼前から強烈なものを見ちゃったなあ」というだけで終わってしまいました。

それからしばらく経ったある日。

ひまつぶしに動画サイトを眺めていたら、見覚えのあるコスチュームの画像が載っているではないですか!

あのときの衝撃がまざまざとよみがえり、

「確かこの人だ!」

と思ってクリックしました。そうだそうだ、間違いない。

「怖面白い」とでも言うんだろうか。うええええ!!あ、でももう一回見て見よう、うえええ…と思いながら何度もリピートするうちに(するなよ)、蟻地獄にはまるようにファンになってしまいました。

彼のことをいろいろと調べるうちに、別のスウェーデン選手の映像も発見。


…予定通りタイに行っていたら、まず遭遇することはなかったでしょう。

スウェーデンと聞けば、センスが良くて万人受けもするインテリアで有名だとか、福島みずほ社民党党首が弁護士だったころから何かにつけさかんに引き合いに出してる国だとか、それぐらいしかイメージが浮かびませんでした。

もともと私は、東京だったら自由が丘より浅草、韓国だったらソウルより釜山、ヨーロッパより東南アジアが好きで、最初からドリアンが難なく食べられたし、パクチーもトウガラシも大盛りでよろしく!という人間なので、まあ、興味の対象外だったのですよ。

この人たちだけが変なだけなのかもしれないが、面白いじゃないかスウェーデン。

この2ヶ月ですっかりイメージが変わってしまいました。

で、思い出しました。
タイに行ったときに時々会う、夫婦共通の知人がいるのだけど、彼がスウェーデン人だったことを。
彼自身英語がペラペラなので、こんな事態になるまでピンと来なかった。

今度会うときまでに彼の母国語で挨拶ができるぐらいになっておこうかな。
べつに脈絡なくフィギュアの話は持ち出さないつもりだけど(本国ではまだまだマイナーなスポーツらしいし)、かの国のお話なんぞでも聞いてみたいなと思っています。

つまり「しんどい方を選べ」ということ

  • 2010.04.06 Tuesday
  • 21:39
新年度が始まりました。

桜も思っていたよりも長く楽しめていてなによりです。

が、私はというと、ここ最近の気まぐれな気温変化についていけず、体調はイマイチです。

「きょうはミーティング、休んじゃおうかな」と思いつつ、なんとか踏ん張って身支度して会場へ行きました。

すると、なんと遠方からたずねてきてくださった方が!
休まないでよかった、と冷や汗をかいたのと、こんなタイミングって起こるもんだなあーと感じました。

やっぱり続けることに意味があるんですね。

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