溺れる者の助け方

  • 2009.03.23 Monday
  • 10:54
このたび、ダイビングの講習のひとつとして、レスキューの方法を習いました。
実習も含めて色々と教わったのですが、大切なこととして次のようなことを言われました。

なによりも自分自身の安全を第一に考える

周囲の人の助けを借りる

いきなり自分が水の中に入るのではなく、救助に使えそうな道具があれば、それを利用する

相手に意識があり、こちらの指示に応じられる場合、相手ができることは自力でさせるようにする

相手を助けるために、どうしても自分が水の中に入らなくてはいけなくなった場合も、救命道具を相手の前に差し出して、それに捕まるよう指示する

そして、それでもうまくいかなかった時の相手への近づき方を教わりました。

このほか、水の事故の場合だけではなく、怪我をしている人などへの応急処置の方法も習いました。

ここで「へぇー」と思ったのは、救助する前に、相手に自分の名前と、応急処置のトレーニングを受けていること、そして「何かお手伝いできることはありませんか」と告げることが必要なのだそうです。

「もし、放っておいて下さい、と言われたらどうするんですか?」

「言われるとおり、あなたは何もしないで、救急隊が到着するまで様子を見ていて下さい」

「えっ?」

「相手があなたの呼びかけに反応しなくなれば、暗黙の了解が取れたものとして、人口呼吸などのケアを行って下さい。
水中でパニックを起こして暴れていて、こちらの呼びかけにも反応しない場合、自分の能力ではアプローチできない時は決して無理しないで下さい。とにかく自分の安全を第一に考えて下さい。そのうち相手がくたびれますから、そこを見計らってレスキューします」

そうなんですかー。

それから、レスキューをした後は、救助をした者もかなりのストレスを受けているので、早めに専門家のケアを受けるようにとも教科書に書いてありました。

なんだか、12ステップグループの仲間に対しても使えそうな考え方だと思いました。

自分まで溺れてしまったら、周りの人が二人分のレスキューを考えなくてはいけなくなりますもんね。自分の命が第一、そして道具を使うことが大切ということで。

うらしまたろう

  • 2009.03.17 Tuesday
  • 14:08
ひと月ばかり、タイに行ってました。
暑かったです。

現地ではネットをチェックするひまもなく、ゲストハウスの部屋で貧しいヒアリング能力を駆使して、衛星放送を見ていました。

主な情報源はBBCとアルジャジーラの英語放送です。
BBCは、自国の話題以外ではアフリカやインド、アルジャジーラはアジア、もちろん中東のニュースや特集が豊富でした。今さらながら「ロケット弾で小競り合い」をしている国や地域はそこらじゅうにあることを実感。日本では普通のニュースではなかなかここまで詳しい情報は分からないなあ、と思いながら見ていました。

ワールド・ベールボール・クラシックの経過が気になっていたのですが、上記2局をはじめ、スポーツ専門チャンネルでも、話題の中心はやっぱり圧倒的にヨーロッパのサッカーリーグです。あとはクリケットの試合結果や中継がさかんに放送されていました。ルールがさっぱり分からなかったのですが、ヨーロッパ圏の人たちにとっては、ベースボールこそ「何ですか、それ?」でしょうね。野球ってワールドでもクラシックでもないのねえ、と改めて感じました。結局、ゲストハウスのご主人が韓国の方で、ネット放送で実況中継を見ていたので、時々経過を教えてもらいました。

タイでの出来事は、またぼちぼちと書いていこうと思います。

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