consider

  • 2005.09.17 Saturday
  • 00:07
今日を新たにの原書を、気が向いたときに読んでいます(辞書がないとチンプンカンプンです。)タイトルの"DAILY REFLECTIONS"の、"REFLECTION"という単語が好きです。
この前は"consider"という単語を覚えました。

下手な考え休むに似たり、ということわざがあります。反抗したいだけかもしれません。でも、しかし、もし…、そうやって堂々巡りをして、ぶつかって、跳ね返って、「ええい、面倒くさい!」と放り投げたときに、ポンッ、と何かが胸に降りてくる、そういう体験も何度かあります。

"considerate"になると、思いやりのある、理解のある、察しのよい、慎重な、思慮深い、という意味だそうです。これも初めて知りました。いい言葉です。

私の顔には私のすべてが書いてあります。だから、考えることも感じることも、トイレに行くたびに鏡を見ることも大切だと思います。

見分ける賢さ

  • 2005.09.12 Monday
  • 22:06
自分に変えられないものを受け入れる落ち着きと、変えられるものは変えていく勇気と、そして二つのものを見分ける賢さ。

ミーティングの終わりに必ず唱えるお祈りの一部分。
今まで、私は「見分ける賢さ」を自分の力で手に入れ、我が物にしようとしていた。

 狂気の最中に、見分ける賢さなんてあるものか。

半月ぐらい前からだろうか、私に善と悪を見分ける賢さも無いのなら、せめて身を守る直感力をお与えください、と願うようにしている。

パンの耳

  • 2005.09.12 Monday
  • 21:34
何のために食べるか?

体のためではなく、ただ吐くためだった。味わって食べるなどということは無縁だった。こんなうっとうしい食欲なんぞ無くなってしまえばいい。水とビタミン剤しか欲しがらず、それで十分生きていけるなら、どんなに良いことだろうと思っていた。現実はそうはいかない。ひたすら食糧を買い込んでは、ゲロまみれになる毎日だった。

どうせ吐くのだから、味なんかどうでもいいのだ。値段も安いほど良い。閉店前のスーパーに行けば、出来合いの惣菜が処分価格になるのを、いつのまにか覚えた。店員が値引きのシールを貼り付けている。私は買い物カゴを下げて店内をうろつき、その様子をイライラしながら遠巻きに見ている。そんな日が長く続いた。

パン屋では、見切り品の袋詰めがあれば、それから買った。あるとき、思い切って店員さんに聞いてみた。

「パンの耳は、分けてもらえませんか?」

「うちはねえ、切り落とした端から床に落としちゃうし、そのまま処分するんですよ。お客さんで犬のエサにするからって、たまに頼まれるんですけどね。前もって言ってもらえれば、取っておきますよ。」

結局、いつものようにレジを済ませて家に帰った。犬のエサ、という言葉が、しばらく頭から離れなかった。

依存する対象がほんの少し違うだけのことで、たくさんのAAメンバーから、似たような話を聞いてきた。私も大変だったが、みんなも大変だったんだなあ。そう実感できるようになったのは、つい最近のことだ。

自分が持っているのは自分の体験だけだが、これは手渡すものであって、押し付けるものではない。そのサジ加減が難しい。OAの病院メッセージに参加し始めて、つくづく実感させられる。これもまた経験と継続しかないのだろう。

挨拶ってやっぱり大事かも

  • 2005.09.05 Monday
  • 22:17
初めての海外旅行ということで、当然ながら入国審査や税関も初めてでございました。

今回は福岡〜韓国(仁川)〜オーストラリア、というコースでしたので、二カ国で審査を受けました。

審査は一人ひとり受けなければなりません。私が「わー、次だ次だ」とそわそわしていると、彼が「グッドモーニング、って言ってきんさい」と言って背中をポンと押しました。ドギマギしているうちに、無事終了。

税関の時も、荷物をチェックする人に「グッモーニン」。終わったときも、まだニコニコしていたら、審査官の人からヒラヒラと手を振られ「オーケー、バイバイ」と言われてしまいました。

これは使える。韓国のときは「アンニョンハセヨ、プータッカムニダ。」と言ってパスポートを渡しました。とても堅物そうな男性の方でした。私が挨拶をした時に口の端がニッと上がりました。次の瞬間「うむ、いかんいかん」とばかりに、またマジメな顔に戻りましたが。

しかし、情けないくらい英語が話せなかったなー。次に海外に行くまでには、少しはヒアリングができるようになりたいです。

ゴールドコーストの青い海

  • 2005.09.04 Sunday
  • 22:37
もう半月以上経ってしまったのだけれど、オーストラリアの話を少し。

現地のメンバーが、ブリスベン国際空港まで迎えに来ていました。
その中の一人が、初対面の私にニコッと笑って握手をしてくれました。初めての外国旅行で緊張していたけれど、ちょっと安心しました。背の高い、きれいな青い目をした男性の方でした。

その仲間が私たちを、車でホテルまで連れて行ってくれました。駐車場にはアメリカ産の車に混ざって、トヨタ・ニッサンなどの日本車がかなり並んでいました。
「そうだ!確かオーストラリアは車を造ってないんよ」と彼氏が教えてくれました。
車道は、日本と同じく左側通行です。移動する途中で、カワサキ製の大型バイクに乗ったライダーが、気持ち良さそうに私たちを追い越して行きました。

それだけのことで、かなり安心していたところへ、運転をしていた仲間から、ふいに「ハウメニイダイズ・ドゥーユースタイ・イン・オーストレイリア?」と尋ねられました。

ポカーンとしている私たちに、彼は分かりやすく伝えようとしたのでしょう。ゆっくりと単語を区切りながら、「イエスタダイ・イズ・サタダイ、トゥダイ・イズ・サンダイ…」と続けます。

そうかそうか、”a”の発音が「アイ」なんだ!と、やっと気づきました。私は「ああ、クロコダイル・ダンディの国に来ちゃったなあー」と思ってしまいました。

私たちが向かった先は「サーファーズパラダイス」という地名でした。「クロコダイル・ダンディ」さんはサーフィンが趣味だそうで、車の上にサーフボードを積んでいました。途中、わざわざ遠回りをして、海を見せてくれました。きっと日本のサーファーが見たら叫びだしちゃうだろうな、と思うような波が、次々と押し寄せています。それでも、本格的なポイントは、もっと南に下ったところにあるのだそうです。今日の夕方はサーフィンをしに行くよ、とダンディさんが楽しそうに言っていました。
日本から小さな千代紙を持ってきていたので、折り鶴を作って、ダンディさんに渡しました。とても喜んでもらえました。

この週末もダンディさんはサーフィンに行くのかなあ?

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