春遠からじ?

  • 2005.01.31 Monday
  • 17:16
冬至を過ぎてひと月あまり経ちますが、日の出の時期が一番遅いのも、このころです。

ただでさえ朝の苦手な私は、毎朝、目が覚めても最低30分はフトンから出られず、ギリギリの時間になって、体をひきはがすようにして脱出しています。

今日は月曜日、ウンザリしながら起き上がりました。先週から「寒波が来る、寒波が来る」と天気予報でおどされていたので、もう雪空だろう、早めに出勤しなくちゃ、ヤレヤレと思って窓を開けました。

なんのことはない、晴れた冬の空が広がっています。そして、「あれ?」と思いました。太陽が、いつもより少し高い位置にあるのです。

まさか、週末のうちに日の出が急に早くなったわけではないでしょうから、私が気が付かなかっただけでしょう。単純なもので、それだけでちょっぴり気持ちがラクになりました。

今晩はミーティングです。寒いことに代わりは無いので、夜には雪が降り出すかもしれません。

痛みと怒り

  • 2005.01.25 Tuesday
  • 19:14
今でこそ、「空の色がきれいだなあ」「かわいい花だなあ」と感じては写真日記に載せていたりしますが、昔はそんな余裕なんて、これっぽっちもありませんでした。

今でこそ、頭で思ったこと胸で感じたことが、つながって言葉にして出せるようになりましたが、ほんの少し前まで、頭が真っ白になって、喉がつかえたような心地になることが、しょっちゅうでした。

しらふになって、最初に襲ってくるのは「痛い」という感覚であり「怒り」という感情でした。外の世界のあらゆる刺激は無防備な私に突き刺さり、私の怒りは躊躇することなく外へと向けられていきました。

「見るもの、聞くものが、いちいち痛い。こんなことなら、過食しているほうが、よっぽどラクだった。」

ミーティングに通いだして間もない頃、私が書き散らした文章です。新しい仲間がつながるたびに、私はこの頃の日記を読み返します。私の大切な財産です。

ジェットコースター的人生

  • 2005.01.24 Monday
  • 22:45
心の平安を欲しながらも、「ガタガタしていないと落ち着かない」自分がいます。

ジッとしているのが不安なのです。あれだけ、子どもの頃からビクビクしながら過ごしてきたんだから、親元を離れたら、せめて自分を大切にして、おだやかな日々を送ったらいいようなものを、どうにもそれができませんでした。

少しばかり平穏な日や、他人と一緒に居て心地よい時間が過ごせたとしても、「こんなことがずっと続くわけがない」と思ってしまったり。

あしたのため、あしたのため、昨日より今日、今日より明日は、必ず変わっていなくてはならない、成長していなくてはならない。

その考え方自体が悪いわけじゃないのに、なぜか私には強迫観念として作用してしまいました。

私が生きられるのは今この瞬間しかないのだし、私が居なくたって、世界は回っていきます。なんて当たり前のことで、気楽なことか。

祝3周年

  • 2005.01.24 Monday
  • 22:22
「吐く」のをやめて、どうにか3年を過ごすことができました。

 その間、過食したことはしょっちゅうありましたし、何より仲間や彼氏にに八つ当たりすることは数知れず、でございましたし、昨年の秋には何もかも放り出してしまいたくなったりとか、色々みなさまに迷惑をかけましたが、なんとか生きております。

ご迷惑をおかけした皆様、ごめんなさい、そして、ありがとう。

耳に痛い言葉たち

  • 2005.01.24 Monday
  • 22:18
一時期、ミーティングに出ていて、「先行く仲間」の話を聞くことが、とてもイヤでした。特に、私が話をした後に喋られるのが、とてもイヤでした。

「言いっぱなし、聞きっぱなし」と言いながらも、これは私に当てつけて言っているんじゃいか?と思うことが、たびたびあったのです。

いつまでも、過食の欲求とか、父親や母親にこだわっている私は、ダメな奴なんだろうか?ミーティングは、「こんなふうに回復できました」ということしか言ったらいけないんだろうか?

でも、「当てつけて言っているように聞こえること」こそが、いまの私にとっての大事な課題なんだと思うようになりました。

苦手な仲間が出るミーティングを避けていたこともあります。
でも、こだわりは、どんどん吐き出せばいいんだ、と思ったら、怖がる気持ちが、ほんの少し軽くなりました。

食べたい、やせたい、あの時分かってくれなかった母が憎い、父親はふんぞりかえってばかりで、なにひとつ父親らしいことをしてくれなかった...そんなことをどんどん吐き出していったら、その向こう側にある「何か」が見えてきました。

その「何か」は、怨みだったり、嫉妬だったり、本能だったり...きっと、死ぬまで消せないものたちです。

そんなごたごたを抱えて、これからも日々生きていこうとようやく思えるようになりました。

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