雰囲気

  • 2004.09.28 Tuesday
  • 18:12
私が「AAのミーティングにちゃんと通ってみよう」と思ったのは、広島で行われた、泊りがけのイベントに参加したのがきっかけでした。

談笑する人、人の話の輪に入るでもなくタバコをふかしてボーッとしている人、フォークギターで「山谷ブルース」を歌う人、勝手に部屋からいなくなる人、昼から明け方までマージャン部屋にこもっている人々…

こうして書いてみると「なんじゃそりゃ?!」と思われるかもしれませんが、私には「適当に放っといてくれる」みんなの心遣いが、とても楽だったのです。

当時の私は人見知りが度を越して対人恐怖にまでおちいっていました。だから、初対面の人にアレコレと話しかけられるのが苦手だったのです。
「気を使わせてしまって、なのに気の利いた受け応えができなくて、ごめんなさい、生きててごめんなさい」と勝手に落ち込むような人間でした。

AAのステップとか回復のプログラムとか仲間の体験談とか、そういうのよりも、当時「超ビギナー」だった私が魅かれたのは、その場の雰囲気でした。

今でもイベントやミーティングに行くのも、「○○さんは来るかなあ、会えたらいいなあ。」ぐらいの気持ちだったりします。

この週末は中四国地域のラウンドアップに行ってきました。1年ぶり、2年ぶりに再会できた仲間がいて、うれしかったです。参加された方、スタッフの皆様、おつかれさまでした。

台風一過

  • 2004.09.09 Thursday
  • 17:48
全国版のニュースでも報道されていましたが、まあ、すごいもんでした(どのくらいすごかったかは、写真日記を見てご想像ください)。

今朝の職場では、「おはようございます」の代わりに「無事だった?」が挨拶の言葉になりました。とくに昼から車で帰った人は大変だったようです。トタンが紙のようにめくれているわ、信号機がよそを向いているわ、道路は冠水しているわで、徐行したり、引き返したりしながら、家にたどり着いたそうです。ほんとに、人間の力ではどうにもなりません。

いちばん気の毒だったのは、「パチンコをしていて、確変に突入した途端に停電した。復旧したら台もリセットになっていた」と肩を落としていた同僚です。まあ、これは台風のせいじゃないか。

色彩

  • 2004.09.07 Tuesday
  • 21:19
私が見ている空の色と、隣の人が見ている空の色は、一緒だろうか?

明るさも、鮮やかさも、光の加減も、ほんとうにまったく一緒なのだろうか?

パソコンのモニターやデジタルカメラを見比べたときみたいに、少しずつ違ったりするのではないかしら?

でもどんな風に違うかは分からない。私は私の目でしか外の光を見られないから。

見え方が違うのなら、感じ方だって違ってくるだろう。考え方だって違ってくるだろう。

こんなことを思いつく私って、やっぱりひまなんだろうなあ。

見分ける賢さなんていまだにないけど

  • 2004.09.06 Monday
  • 17:57
ついさっきまで「これくらい平気」と思っていたのに、今はもう不安で仕方がない。

誰かの一言で、ささいな事が信じられなくなる。人が信じられなくなる。

いつでもどこでも誰にでも当てはまる答えなんて、どこにも書いていない。

そうとは分かっていても、何か杖になるもの、道しるべになるものが欲しかった。

前よりは、捨てることがうまくなったかな。前よりは、捨てたことを後悔しても、あんまり引きずらなくなったかな。

ひとまず棚上げ

  • 2004.09.01 Wednesday
  • 21:56
生い立ちや、摂食障害にいたる経過は人によって様々なのに、どうしてこうもまあ同じような行動や症状にとらわれてしまうのだろう?と感心してしまいます。

私だってついこの間までは、親に認めて欲しいとか、謝罪して欲しいとか、変わって欲しいとか、いろいろ思っていました。

過去の言動について、ゆるせるか?と問われたら、まだ「ひっかかり」はあります。

謝罪されたり、変わったりすることもあるかもしれません。そういう時期がくれば。

現在はお互いが干渉しない生活を送っているせいもあるのだけれど、なんだかどうでもよくなりました。

 私も母も父も完璧じゃないし。

病気だろうが健常者だろうがアルコホーリクであろうが過食であろうが、生きていれば辛いし嫌なこともあるし、楽しいしイイコトだってあるし。

過食が止まったってウツになるときは、なっちゃうしねえ。

トレーニング歴ももうすぐ3年

  • 2004.09.01 Wednesday
  • 21:45
今まで、私は自分の身体を散々痛めつけてきました。
私の勝手な思い込みのせいで、頭だけで私の身体を支配しようとしてきました。

にもかかわらず、私の心に自信を与えてくれたのは、この身体そのものでした。身体の回復が、心の回復を助けてくれました。

私の身体に感謝します。丈夫な身体に生んでくれた親に、感謝します。

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