ウィンタータイム

  • 2004.03.18 Thursday
  • 21:04
春分の日が近くなった。日が長くなった。暖かくなった。それとともに、私の気分もスッと軽くなった。なんと単純な。動物並みです。

目覚めたときに太陽がちゃんと昇っているというのは、なんと快いことか。花粉や黄砂がうっとうしくもあるが、それを差し引いても、春はありがたい。

調子に乗って、診察のときに先生に向かってこんなことを言ってしまった。

「あのー、サマータイムってあるじゃないですか。あれがあるくらいなら、ウィンタータイムがあってもいいですよね。実際、出勤時間が1時間遅かったら、ずいぶんストレスが減ると思うんですよ。それぐらい冬が苦手なんです、私。」

先生はカルテに書きとめながらクスクス笑っていた。

ともあれ、お日さまに向かって手を合わす心境の今日このごろです。

サイズの大きいスカート

  • 2004.03.18 Thursday
  • 20:51
以前勤めていた職場でのこと。

当時、私と同じ年頃の女性が、とてもかわいいスカートをはいていた。そのことをほめると、彼女はうれしそうに「これ、手作りなんです」と答えた。おどろいた私に、少しはにかんで、彼女はこう付け加えた。

「あたし、既製品だと小さくて、サイズが合わないんですよ。だから自分で型紙と布を買ってきたんです。」

私は彼女の言葉にハッとした。そんな発想は、私の中にはまるで無かったのだ。私は自分の体を服に合わせようと、やっきになっていただけだったから。

彼女が見立てた布地は柔らかい素材でできていて、ひかえめな花柄のプリントがちりばめられていた。彼女の人柄があらわれているような気がした。

あれから十年近く経った。聞くところによると、数年前に結婚されて広島を離れたらしい。いまでも、彼女のポッチャリとしたたたずまいと、かわいい笑顔と、あのプリーツスカートを覚えている。元気に過ごされていたらいいな。

大雪

  • 2004.03.07 Sunday
  • 06:52
しかし3月なのに、どうして寒波が到来するのか。なごり雪どころじゃあありません。せっかく風邪も気分も回復したというのに。

そう、この冬はずーっと「グズグズ」しておりました。パワーリフティング大会をきっかけに持ち直したようなもんです(ショック療法ですね)。人間も冬眠できたらいいのになあ、と本気で思う。

今日、久しぶりに病院へ行ったんだけど、先生から「やっぱり苦手な季節ってあるんですねえ」と言われた。自分で苦手意識を持ってしまうのも良くないんだろうけどね。

思い返してみれば調子の良い日の方が少ない。

で、最近になって心がけているのは「調子の悪い日は、それなりに」である。

私なんぞは「朝はいつも月曜病」なので、布団のなかで唱えるのは

「本日の仕事の目標:出勤」

である。これは以前、他人様の日記で拝見したのだが、とってもツボにはまってしまい、使わせていただいている。

目標はユルく、でも、行動は「二者択一なら、面倒くさいほう」を選択する。これ、なかなか使えます。

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