言われたからってわからないこと

  • 2003.07.28 Monday
  • 19:11
さあ、信じましょう

さあ、謙虚になりましょう

さあ、ゆるしましょう

…と決心したところで、ましてや他人から言われたところで、一夜にしてできるものではなく、

じゃあ受身で待っていればいいのかというと、決してそうではなく。

思い返してみてわかったのは

たしかに、長いあいだ私は狂気のさなかにいて

でも、狂気を抱えていなければ、どう生きていいかわからなかった。

神様の声なんて未だ聞いちゃいないが

悪魔のささやきは、しょっちゅう聞いていた。

信じようとか、理解しようとか、そういう余裕すらなくて、目の前にあったものをひっつかんで、ひたすらしがみついていただけのような気もする。

たぶん今でも。

久々に親の話

  • 2003.07.24 Thursday
  • 18:51
両親とは高校卒業まで一緒に暮らしていました。

父が大酒飲みで、飲まないと意思表示ができなくて、飲むと母に愚痴ったり八つ当たりをしたり、

という、よくあるパターンなのですが、子どもの頃の私はかなり緊張を強いられて生活していたように思います。

母は、ことあるごとに私に対して父の愚痴をこぼしていたし、私も「私がここで親身になって聞いてあげなければ、母がかわいそうだ」と気負っていました。

やがて、諸般の事情で、私は家を出ることになりました。

私がいなくなったら、いったい母はどうなるのだろう…家を離れても、しばらくは心配でたまりませんでした。

ところがところが、ところが。

あれから十数年、両親は仲が良いふうでもなく、会話があるふうでもなく、しかしながら一つ屋根の下で生活されてらっしゃいます。

ちょっとッ!今までの私の心痛はなんだったのッ!

…かなりアタマに来たことは言うまでもありません。

コドモが深刻に悩むほど、両親のほうは、自分らの人間関係について、どうにかしようと思ってなかったんでしょうね、たぶん。

私が独立しても、母は父のスキをみて、たびたび電話をかけてきていました。そんな「無神経さ」…当時の私にはそのように受け取れました…に、とうとうキレてしまい、こう言ってしまったのです。

「おかあさん、アタシは「みのもんた」じゃないよ。愚痴があるなら、あっちに電話してよ。アタシ忙しいし、疲れてるの」。

ここ数年は、私から電話をかけたことは1、2度あるかどうかぐらいです。最後に帰省したのは、一体いつのことだろう?てな具合です。

ミーティングでは、もっともらしいことを言っている私ですが、いざ親を目の前にすると大暴れしてしまうのではないかしらん、とも思います。

メンバーのおじさま達とは話せても、いざ父親に対してだったら…やっぱり複雑ですね。

「どんづまりです」。

  • 2003.07.20 Sunday
  • 14:46
…と、心療内科の先生に、開口一番そう言うと、苦笑された。

今週は実生活でいろんなことがあって、かなり頭の中が混乱してしまった。無力、そうでしたそうでした。
すぐ自分でキリキリ舞いしてしまうのが私の悪い癖なんです。

「最初から完璧を目指さないで、色んな見方ができる機会を、またもう一つもらったと思えばいいんじゃないですか?」

そうだよな。違う立場に立ってみてわかることってあるもんね。人の気持ちとか、自分のこととか。

周りが見える、相手の立場にたって思いやれるようになるのは、私にとって、とても大切な課題だと思う。

以前、年上の仲間に、「あんたの目指しとるものは、何ね?」と言われたことがある。

過食が止まりさえすればええんか、もっと良い生き方をしたいんか、どっちや。あんたの話を聞いとっても、何が言いたいんか見えてこんのや、ワシには。
もう、ええかげん、(とらわれているものから)離れい」。

なにも言い返せなかった。

「あんたの目ん玉はどっち向いてついとる?。いま自分がどんな顔つきをしとるか、自分じゃわからんやろ。」

昔のクセは油断すればすぐ出てくるけど、昔に比べて、白か黒か、こだわらなくなってきた。
もちろん、「まったく」というわけじゃない、けれども、とらわれている時間が、少しは減ったと思う。

難しいことはよくわからない、今も下手な考えで頭の中がいっぱいだ、だけど、昔よりは、ずっと楽になったよ。

どうしたいの

  • 2003.07.17 Thursday
  • 20:51
見える形であれ、見えない形であれ、それぞれが背負っている業の深さは様々あって、どうしようもなく不公平だ。

分析ごっこをしたり、比べっこをしてるスキに、自分から落っこちて、ほんとに死んでしまう。

これまで生きてきたやりかたは、今までの私には、確かに必要だった。だけどこれからは使えないんだ。

だって、出会う人ごとに

「私があなたを不快にさせるのは、私の不幸な生い立ちのせいなんです。
決して決して私の本心によるものではないんです」

なんて、いちいち注釈をつけて言ってまわるなんて

もう、めんどくさい。

マトモな人同士だって、理解したり、受け入れられたりするのは難しいのに。

シアワセを感じられるに越したことは無いが
泣きながらでも生きていきたいんだし、私は。

ひとりじゃできない

私が、ただ吐き出すだけじゃなく、こうして言葉を選べているのも

読んでくれるあなたがいるからだ。

ありがとう。

普通のタイミングで

  • 2003.07.15 Tuesday
  • 22:44
フツウの人がフツウのタイミングで言えることが、どうしてわたしはできないんだろう?

もっと簡単に、「ありがとう」と言えばよかったはずなのに。

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