答えは簡単。
おいしいものをおいしく食べたいからです。
ジム通いを始めて約1年半が過ぎましたが、おかげさまで心おきなく食事ができるようになりました。
この時期になると、ジムにも女の子の姿が目立ちます。「体重をおとしたいけど、どうすればいいのですか?」という質問をコーチにしているのをよく耳にします。
コーチも、普通の子には食事の内容についてもアドバイスしているのですが、私に対しては違います。
せいぜい「食べたかったら、食べればいいんですよ。翌日にしっかり運動すればいいんですから」とおっしゃるくらいです。きちんと助言を受けて、体を動かすことで、私はいろんなことに気づかせてもらったように思います。
体に対する思い込みは、頭で考えただけでは変わりませんでした。
食事制限なんてできるわけない、かといってこのままブヨブヨした体で、体調も悪いままなのも嫌だ、という私が選んだのは、トレーニングジムに通うことでした。それも、トレーナーがしっかりついていてくれるという条件をつけてです。
トレーニングを続けて、体調や体型が変わっていくことはとてもうれしいことでした。そして、ただやせていくことがすべてないのだ、ということも実感しました。
どう頑張っても筋肉質な体を変えることはできないのだし、華奢なキャミソールやフリルのスカートは似合わないかもしれないが、だったらタンクトップを着て、腕を出して堂々と歩けばよいではないか、と思えるようになりました。
…と、えらそうなことを言ってみましたが、いまだに腹筋運動は苦手でございます。おなかはなかなか引っ込んでくれませんね。