ノーモアな日々

  • 2003.05.26 Monday
  • 22:37
自分のウツ状態が一番酷かったころを思い出してみたんですが…

期間を振り返ってみて、ゾッとしました。

ざっと、4年です。4年ですよ。

たとえば

 お風呂に入れない

顔を洗うのも面倒くさい、化粧なんてとんでもない

万年床

掃除なんかしていない

朝が大嫌い

お月様を見ても涙が出る

不謹慎だが、首をくくるのに縄を用意したり

飛び降りるのに高いところまで移動する気力もない

なにより呼吸するのさえメンドクサイ

とかとか、そういう状態が延々と続いたわけです。

通院はしていたのですが、当時通っていたお医者さんからは「入院のすすめ」はありませんでした(この話をすると、彼氏は「そりゃヤブ(医者)かもしれんで。」と言ってましたが)。

ウツのときと過食のときと、どっちが辛かったかと言えば、ウツのほうが辛かったかなあ。

今でも、もちろん気分の波はありますけどね、朝はボーッとしてるし。
今晩も疲れたので、シャワーだけにして、寝ます。ではでは、おやすみなさい。

タイミング

  • 2003.05.23 Friday
  • 21:31
このHPをご覧になった女性で、

「どうすれば(摂食障害から)抜け出せますか?」というメールを下さった方がおられました。

しばし画面の前で考え込む私。

実のところ、私は「抜け出した」という感じではないのです。
種は未だに抱えているんだけど、乗っ取られないようにしているだけ。崖っぷちを、ソロソロとつたい歩きをしているのは昔と変わりません。

昔よりは、歩き方が要領よくなったかなあとか、向かい風が強かったら収まるまで待ったりとか、落石の気配に気づいて、よけられるようになったり、そういうイメージです。

弱りきったところへ、ミーティング(グループ)があって、それにたまたま合ったからなんでしょう。その自助グループでさえ、私自身、数年前にためしに顔をだしたものの、いったん去ってしまった人間なので。

この前、仕事の先輩が(飲みの席でだけど)こんなことを言ってました。

その人に起こることはすべて必然、しかし「それ」は偶然を装って現れる、と。

「それ」が「いつ」現れるかはわかりません。でも、あなたや私が抱えている不安もイライラも希望も絶望も無気力も、価値があるのです、たぶん、きっと。
そう思って日々すごしています。

おわびとお礼

  • 2003.05.23 Friday
  • 21:18
掲示板もなく、更新されるといえば日記ぐらいで、しかもこの日記でさえ最近はペースの鈍いHPであるにもかかわらず、メールを下さる方々がいらっしゃいます。
この場を借りて、お礼を申し上げます。

このごろは日記と言っても、パソコンの向こう側に人様がいることを意識して書くようにしています。

メールのお返事も、スグに差し上げたいのですが、なかなか進みません。ごめんなさい。

忘れた頃に届くと思います。これに懲りずに今後も過食症の私を”観察”してくれるとありがたいです。

祝!55kgクリア!!

  • 2003.05.19 Monday
  • 16:47
体重じゃないよ。スクワットの重量です。

 ええ、ええ、おかげさまで、日に日にたくましい身体になりつつあります。

ナイスバディになれるに越したことはないですけどね、身体を動かすだけでも、かなり楽しいです。気分転換にもなるし。

なにより、心おきなく食べられるのがうれしいのだ。

効果てきめん

  • 2003.05.10 Saturday
  • 08:13
この連休、広島のAAでは恒例のイベントが始まっていたので、3日から参加した。
会場は教会なので、部屋はもちろん、寝具はひととおりそろっているし、おいしい食事は出るし、「行き場のないアル中さん」(失礼)がのんびりと過ごすにはうってつけなのだ。

厨房からは心のこもった料理が出される。長年AAに協力してくださっている方々がおられて、実に手際よく次々とお惣菜を作られるのだ。
私も邪魔にならないようにお手伝いをするのだが、疲れていると、ついお任せして部屋で寝転んでしまう。申し訳ない。

さて、おまちかねの食事ができた。
ところが、みんなに知らせてもなかなか集まらない。台所の都合からすれば、洗い物をすませたらスグに次の食事の準備をしないといけないので、サッと食べてくれたほうがいいのだ。

しばらく様子を見ていたが、それぞれ部屋でマージャンをしていたり、まったり過ごしていたりで、なかなか腰をあげそうにない。

ふと思い立って、私はツカツカと廊下を歩きながらこう言った。

「みなさん!食事ができたので早く食べてくださいよ!そうしないと、アタシが全部食べますよ〜!!」

すぐにリビングにゾロゾロとメンバーが揃ったのは言うまでもない。
今度からこの手でいこう。

いとしのロビンさま

  • 2003.05.10 Saturday
  • 07:57
あら、こんなところにビデオテープが、と気づいて、手にとってみた。

ラベルには「97.5.8. 横浜アリーナ」とだけ記されていた。おお!これだけでも、私には分かっちゃうもんねえ。

せっかくだから見てみようか、とデッキにセットする。そうかあ、もう6年も経つんだなあ。早いなあ。

 何かというと、「ザ・イエロー・モンキー」のライブビデオです。当時BSで放送されたのを、友人に六がしてもらっていたのです。
ちなみに、このライブツアーの時は、私は広島はもちろんのこと、福岡、名古屋、それから大阪にも行きました。
この頃は過食嘔吐が酷かったけれど、まだ「ウツ」にはなっていなくて、そうやって飛び回る元気は充分にあったんだよね。

イエローモンキーはねえ、シリアスなところと下世話なところが両方あって、なんといってもライブがかっこよくて、ほんとうに大好き。
活動再開って...あるのかな?ちょっと複雑な気分。

人魚姫

  • 2003.05.10 Saturday
  • 07:30
はかなくも海の藻屑となってしまったから、みんなは悲しんでくれるんだろうか。

私だったら、王子様を殺してでも生き残る。叶わなかった思いを思い起こして時々泣きわめいたりして、それでも生きていく。

そして、海にも帰らない。
たとえ、喉はつぶされて声は出なくても、生えたての足では、踏みしめる大地は針の山か、熱い鉄のようであっても。

…でもこんなミもフタもない展開は、物語にはならないな。

もうひとりの自分

  • 2003.05.10 Saturday
  • 07:19
もうひとりの自分は、いったいどんな自分だろう。

何ものにもまだ傷つけられていなくて、かよわくて、守ってやらなければならない存在だから、大事にしなければいけない。

…そう「設定」していた頃もあったんですが、だめでしたねえ。

どうダメだったかというと、自己れんびんのいいネタになってしまったんです。
純粋な「もうひとりの自分」だったはずが、いつのまにかダダをこねるようになり、現実の自分を乗っ取るようになり、ロクなことになりませんでした。

で、今は「子ども」ではなくて「おとな」を思い浮かべながら、黙想しています。

傷を売り物にも、隠れ蓑にもしない、背筋をスッと伸ばして静かに立っている、つよいおとな。

この「もうひとりの自分」に、きっちり顔を上げて話ができるような行いをしていきたいと思います。

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