会食が怖い

  • 2002.10.30 Wednesday
  • 17:48
どうして、みんなおいしそうに食べられるんだろう

どうして、みんな楽しそうに食べているんだろう

どうして、人前で、他人と一緒に食べられるんだろう

どうして、みんな吐かずに済んでいるんだろう

みんなが、社交の場として普通にこなせることが、わたしにはできない。

食事の席に誘われるたび、いつも怖かった。食欲は十分あるから、目の前に差し出されれば食べてしまうのは分かっていたから、そして食べ過ぎて、吐いてしまうことが分かっていたから。

今日こそは食べ過ぎまい、今日こそは吐くまい、いつもそう思って、そして食べ始めても途中までは、今日はうまくやってみせると、確かに固く心に決めていたはずだったのに。

そんな日々を、ずっとすごしていた。

いま、心から「おいしい」と食べ物をほおばれる。そのことに感謝の気持ちを忘れてはいけない。

そして、苦しかったあの頃のことも。

ハード・マッスル・ウーマンな人たち

  • 2002.10.20 Sunday
  • 21:37
ボディビル大会見物、再び。

トレーニングジムの先生をはじめとして3名の方が出場されたので、この連休に彼氏と二人で行ってまいりました。

でっ、今回ドギモを抜かれたのが、女性部門です。

かねがね、「アンジェリーナ・ジョリーのようになりたいっ!」と願っている私ではありますが、彼女たちは・・・すごい。女性でありながら、あれだけの筋肉をつけるのは、そりゃあもう並々ならぬ努力を重ねているからだと思うのだが…うーん、うーん、うーん。

なぜ、おっぱいが無くなるまで鍛え続けるのか???何がいったい彼女たちをあそこまでさせるんでしょう?

ジムのコーチにたずねてみたところ、「それは、環境によるところが多いでしょうねえ。たまたま入会したジムが、そういうボディビルに熱心なところで、コンテストにも出ているビルダーに接する機会も多ければ、やってみようと思う女性が居てもおかしくないと思いますよ。」

そうなのか。確かに、自分の体が徐々に引き締まって健康になっていく喜びと言うのは、私にもわかるけどな。

「だからねえ、世の中には、いろんなものに魅せられる人間が居るんですよ。スポーツひとつとっもそうでしょう?ある人にとっては野球であったり、サッカーであったり、セパタクローであったり、カバディであったり」

「カーリングだったり」

「そうそう。それでね、マッスルに魅せられる人たちもいるんですよ。」

最後に、私が摂食障害であることを知っているコーチは、こう言った。

「だからね、受け止めちゃあ、いけません。ああ、あんな世界もあるんだなあと、流すんですよ、ね。あなたにはあなたの目的があるんですから」。

なぜ摂食障害になったか?

  • 2002.10.12 Saturday
  • 08:49
昔にくらべて、摂食障害もそこそこ表沙汰になってきているみたいで、女の子向けの雑誌にも(たまにではあるが)特集が組まれるようになった。書店に行くと、拒食症や過食症の本もけっこう並んでいる。

いろんな理由や、いろんな対策・治療法が書かれてある。それだけ「ややこしい」病気なんだろう。たとえば、「母親との関係に問題があるので、その関係を見直すことが治療のキーポイントだ」と言うお医者さんがいる。

こう言ってしまうと身もフタもないが、なってしまった人の数だけ原因があり、回復への道があるんだろう。

私は、「専門の知識は専門家におまかせすればよい」と思っている。
「なぜ」を第一の目的とするのは、そういった専門家の方達であって、私の第一の目的は「今より少しでも生きやすくなること」だからだ。

ちなみに、「母親との関係」について考えてみると、これは非常に非常にハードルの高い課題だと思う。

 というのも、以前より少しは穏やかになってきた私であるが、いまだに我が出て大ゲンカしてしまうのは、親だからだ。

難しいなあ。

継続は力なり

  • 2002.10.06 Sunday
  • 19:38
ジム通いが、なんとなんと、この10月で1年になります。おかげさまで継続できております。我ながらすごいことです。

これまでスポーツの経験もないどころか、小学生の頃は「てるてるぼうず」を逆さに吊して願掛けをするくらい、体育の授業が大嫌いだった私なのに…。自分ひとりでは絶対ここまで続かなかったでしょう。

で、この1年の経験をふまえて、偉そうに言ってしまいますが、ダイエットに励んでいるみなさま、決して体重計の数字に振り回されてはなりませぬぞ。いや、ホントホント。

私は長年にわたって過食嘔吐とリバウンドを繰り返していたので、結局3キロくらいしか減りませんでした。それでも、体型はずいぶん引き締まりましたよ。

それから、最初の3ヶ月は、体重もサイズも、ちいいいいっとも変化がなくて、半年たった頃に、久しぶりに出会った友人から「あれ?少しやせた?」と言われる程度でした(このときも体重は減ってなかった)。そんなもんです。

だから、うさんくさいダイエット商品にはくれぐれも気をつけて下さいね!

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