過食にこだわりすぎないこと。

  • 2002.06.23 Sunday
  • 22:22
彼氏とつきあい始めて、最初に過食嘔吐してしまった日のこと。

うがいも歯磨きも済ませて、何食わぬ顔をして会いに行ったのだが、においに敏感な彼氏はすぐに気づいた。

嘘をつくな!! とひと言。
「吐くなとは言わないけれど、吐いたらちゃんと僕に言いなさいね。」

たぶん、あの時に「やめろ」と言われていたら、きっと隠れてでも食べ吐きしていたんじゃないかな。

その後も、過食嘔吐は続いたし、吐かずに済んだ日でも、「あ〜、食べ過ぎた、苦しいっ、吐けるものなら吐きたい〜」と、彼氏の前でおなかを抱えてうなった時もあった。

今、過食が止まっているのは、過食しそうな時間の過ごし方に気を付けているからだ。彼氏に一緒にいてもらったり、ジムに行ったりして、なるべく一人で部屋にいないようにしている。

もちろん、昔は過食する以外は、何にもやる気が起きなかったり、逆に、どんなに多忙でも、合間をぬって過食していたこともあった。

なぜ、ここまでこれたのか?と考えた時、一つは「過食の事ばかりを考えず、ひとまず棚上げしよう」と思うようになったことだ。

重い体も、症状も抱えながら、出来る範囲で他の事をやってみる。
たとえ過食してしまったとしても、それ以外の事ができて、一日のうち、ほんのちょっとでも「ああ、よかったな」と思える時間があったら、それでいいんじゃないかな。

こういう風に気持ちを切り替えたら、だいぶ楽になれた。
焦らず、気楽に気長に。これからもこの気持ちを忘れないようにしようと思う。

ごはんとの付き合い方

  • 2002.06.23 Sunday
  • 11:19
晩ご飯を食べていて、ふと「去年の今ごろは、何をしていたかなあ?」と思い出してみた。
夕食はドトールやスタバで過ごしていたっけ。
おなかは空いたけれど、家に一人で居ると、過食嘔吐してしまうんじゃないか?と不安だった。
そこで思いついたのが、「外食をすること」。
外だったら、大量に食べ物を注文する事もできないし、人目が気になるから、ガツガツ食べようと思っても出来ないし、過食嘔吐の防止策にはちょうどいいと思ったのだ。
で、なおかつ家に帰ってどうしてもおなかが空いて過食したくなったら、それはもうしょうがない。
過食嘔吐を長年やっていて、食生活カロリーの数字に支配されてしまった私は、「何を食べたら本当に自分が満足するのか」とか「どのぐらい食べたらいいのか」とか、そういう「食事をする能力・判断力」といったものが、自分ではできなくなってしまっていた。これは、人間にとって(というか生き物にとって)、とても恐ろしいことだ。

幸い、そのころに彼氏と巡り会えたので、正直に事情を話して助けて貰った。
いっしょに食事をしたり、手料理もごちそうになった(私が作ったんじゃないんです、はい)。仕事上の会食はもちろん、他人との会食がとても苦痛だったのだけれど、彼氏となら大丈夫だった。彼氏の手料理は、さすがに吐けなかったなあ。
私が「自炊してみよう」と思えるようになったのは、これがきっかけだったような気がする。

休日!休日!

  • 2002.06.15 Saturday
  • 22:09
いやあ、久し振りに一人で、何の予定もなく過ごす土曜日です。

今週は夏風邪に見舞われながらも、なんとか乗り切ったので、こうしてノンビリ出来るのが本当に嬉しいです。

ジムに行くのも一週間ぶり。体もなまっているので、「ゆっくりやろうね。」「これぐらいの負荷で大丈夫かいな?」と体に問いかけ、休息を取りつつこなしました。

ジムの中には、とにかく重さと回数を稼げばいいとばかりに、歯を食いしばりながらウエイトをガチガチ鳴らす人もいるのですが、ジムの先生に言わ
せると

じっくり効かせてナンボ

なのだそうです。

私も実感したのですが、「これを30回を3セットやらなくちゃ。その次は腹筋を20回、それからそれから…」と数字にとらわれるよりも、たった3回でもいいから、強くしたい部分に気持ちを集中させた方が効果がありました。そういう時は筋肉痛もなんだか心地よかったりします。

それから、トレーニングと同じくらい、休養が大事だということ。
というわけで、ゆっくりとお風呂につかって、大の字になってボーッとするのも至福の時間なのであります。

バラ色の日々

  • 2002.06.11 Tuesday
  • 22:02
幼少の頃、私たち家族が暮らしていたアパートにはお風呂がなく、母に連れられて近所の銭湯に通っていた。

ある晩の帰り道、私は後ろに母を従えて、満月を眺めながら歩いていた。
通り過ぎる民家の屋根や、電信柱の向こう側から、夜空の月はずっと私と並んで歩いているように見えた。
 「ねえ、お母さん」私はたずねた。「どうして、お月さまは私についてくるの?」
母は、私の質問を予期していたかのように、すんなりと答えた。
「それはね、ともちゃんが好きだからよ。」

好き、という響きは、なんと肯定的な感じをもたらすことだろう。私はとてもくすぐったいような、いい気持ちになって家路に向かった。

私についてきていたはずの月が、いつしかこちらが追う立場に変わってしまったのは、いつからだろう?
望んでも叶わぬものの代名詞にしてしまったのは、ほかならぬ自分自身ではなかっただろうか?

”追いかけても追いかけても/逃げていく月のように/指と指の間をすり抜ける/バラ色の日々よ

私の好きなイエローモンキーの歌の一節である。この日記の名前も、タイトルの「バラ色の日々」から拝借したものだ。
この曲が発売されたとき、メンバーの一人が「追いかける日々=バラ色の日々」というようなことを言っていた。
ただやみくもに未来ばかりに目を向けているばかりでは、決してバラ色にはならないのだろう。

私は、立ち止まって顔を上げる。月はただそこにある。

風邪でした。

  • 2002.06.11 Tuesday
  • 21:19
トレーニングのオーバーワークにしては、えらく回復が遅いなあ、といぶかしく思っていたら、昨晩から激しい頭痛に見舞われてしまい、ついに病院へ。
熱を計ったところ、微熱もあり、解熱剤と頭痛薬をもらって帰りました。
まあ、以前に比べたら、ずいぶん体も丈夫になったんだけれど、過信は禁物です。
私の場合、風邪を引くとウツ状態を誘発するんですよ(泣)。
ここは急がば回れ、大事な体のためにゆっくり休養しましょう。

夏だ!

  • 2002.06.09 Sunday
  • 01:07
 夏だ!ビールだ!! と、言わんばかりに、ビールのコマーシャルのオンパレードです。
 さっきも、ものの10分と経たないうちに、まあ、ビールだ発泡酒だ酎ハイだとひっきりなし。

 私も、晩ご飯を食べて少し時間が経って、小腹が空いてきたころになって、ちょうどいいタイミングでアイスクリームの宣伝が流れたりすると、けっこうムッとしてしまう。お酒を止めたアル中さんの心中、推して知るべし。仲間に「お酒を止めて最初の頃って、こういうのを見てイライラしませんでした?」と尋ねたら、「そりゃーもう!」とのこと。頭に来てTVを消した方もおられるらしい。

 そうだよなあ。この私だって、こんなに暑い日が続いていたら「ノド乾いたなあ。ビール飲んじゃおうかな」って思っちゃうもんなあ。こんな些細な事をとりあげても、やはり一人っきりで止めるのは難しいな、と思う次第。
 
でもでも、トレーニング後のミネラルウォーターがとても美味しい今日この頃です。たまには奮発して、ペリエとか飲みたいな。

夏ばて

  • 2002.06.09 Sunday
  • 00:22
まだ6月の初めなのに、何でこんなに暑いのか。おかげで、すっかりバテ気味です。
トレーニングしても、今までに比べると体力の回復は遅いし、思ったほど成果は出ないし、停滞期ってこういう時を言うのかな。
まあ、あせらずくさらず、続けていくしかないでしょう。
今日は、午後の予定をキャンセルして、ずっと横になっていました。おかげさまで、少しは楽になった気がします。

久し振りの病院

  • 2002.06.02 Sunday
  • 01:04
約3か月ぶりに心療内科に行った。

仕事が忙しかったことに加え、私がお世話になっているのが、自宅から遠い総合病院ということもあって、なかなか都合が付かなかったのだ。

昔よりはずいぶん回復したけれども、決して調子がいい時ばかりではない。それでも「それなりに」日々を過ごせるようになったのは、やはりミーティングで、人前で声に出して話をするという経験を積んできたからだろう。そして、「頭で考えたって、だめな時はだめ。」ということがようやく分かってきたからだと思う。

先生は、話はとてもよく聞いてくれるのだけど、それをすべてカルテに記録する事はない。回復の手がかりになることを言った時にだけ、サッと書き止めている。

今日、先生が記録したのは、私がこう話した時だった。
「体重ひとつにしても、頭で考えたとおりにならなければ気が済まなかったんです。
それは、たぶん、他人に対しても、そんなところがあったのかもしれません。」 

白状します

  • 2002.06.02 Sunday
  • 00:42
アルコール依存症の自助グループで、

「過食症のともすけです。」

と、言い張っていた私。
しかし、ミーティングに出ているうちに思い出した。依存症にこそならなかったかも知れないが、私も酒の飲み方に大いに問題があったことに。

白状その1。
高校受験の日に、緊張を解くために缶ビールを一本あけて出陣(いちおう合格)。
白状その2。
先日、ワインを飲んでブラックアウトを起こし、療養中の彼氏に向かって、この甲斐性ナシが!と言い放つ。

そして、きわめつけ、白状その3。

過食が酷かった頃、宴会の時に「吐いても胃が痛くならないから」「炭酸のせいで吐きやすくなるから」と、ビールをがぶ飲みして、まさに「食べ放題・飲み放題・吐き放題」だったこと。

家で過食する時も、吐きやすいようにペットボトルに水を入れて「スタンバイ」していたのだけど、よくこれが「お酒」に変わらずにすんだよなあ、と今更ながらゾッとする。

今度からは「過食症と、問題飲酒のともすけです」と言わなければいけないかも。

雑用のススメ

  • 2002.06.02 Sunday
  • 00:34
 月曜日というのは、どうも調子が出ない。

 昔は「仕事をしなきゃいけないのに、こんなことじゃいけない!」などと勝手に自分でプレッシャーをかけてしまって、そのプレッシャーに負けて仕事を休んでしまうこともあった(これも月曜病?)

 で、今はというと、「能率が上がらないのであれば、それなりに動けばいい」と思う事にしている。

 で、よくやるのが雑用。

 よく、「私はお茶くみやコピー取りをするためにつとめているのではありません!」と言う女性が居るけれども、雑用をバカにしちゃいけません。

 人がよく見えるんですよ。

 雑用をすませる人がいないと、仕事が回らない、というのがよくわかる。
 だから、雑用をないがしろにする人は、えてして他人の事もないがしろにするし、雑用をする人をないがしろにする人は、部下から慕われない。
 …というのが、私の持論。

 ゴソゴソと片づけごとをしていると、そういうことをしっかり陰で見てくれる人がいる。
 そんな人たちを期待してこなしているわけじゃないけど、雑用も捨てたものではない。

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