人に依存してるうちはダメみたい。

  • 2002.05.27 Monday
  • 18:25
「あんた、彼氏が居るあいだは、過食が止まっとったやろ?」

これは、自助グループに通い始めて間もなく、先輩からボソッと投げかけられた言葉です。

表向きは「そうですね」とニコニコしていたのですが、図星だったので内心かなりムカつきました。しかも、その後に出たセリフが、「かわいそうにのう、彼氏も」。

正直な話、恋人という心の支えができることで、ストレスが減って、それにつれて過食も減りました。
だけど、付き合いが長くなってくると、今度はエゴが出てくるんですよ、どうしても。これが、私のような依存症の人間になると、往々にして「おねだり」や「支配」といった形で行動にあらわれてくるわけです。

その一方で、「こんなアタシなんか、人に好かれちゃいけないんだ」と思い込んでいるから、あえて人に嫌われるようなことをしてしまう。そのうち本当に相手が去ってしまうと「ほら、やっぱりアタシは愛されない人間なんだ」と確信する。…わかりますか?

知人や友人や社会に対してはそれなりに立ち回れても、彼氏とのことになると「身のほど」を思い知らされます。
彼氏も、私とつきあうにあたっては熟考のうえ「腹をくくった」みたいなんですけど、まさかここまで激しいとは、予想だにしなかったのではないでしょうか。最初のころなんか酷かったから。顔は大泣きだわ、口では理論武装だわ、そのくせ手近にあるものを投げつけるわ。
…書いてて情けなくなってきた。めんぼくないm(_ _)m

夏までに5kgヤセる!

  • 2002.05.26 Sunday
  • 14:00
…などという見出しが、ファッション雑誌などに書きたてられる季節となりました。なかには「2ヶ月で10キロダウン!!」などという広告もゾロゾロと並んでおります。

私はそこまで短期間で大幅に減量出来たことがないのですが、もし達成したいと思うならば、専門家の指導が必要でしょう。
そりゃあ、わたしもありとあらゆるダイエット物を試しましたよ、はい。
運動もせず、栄養「補助」食品を主食としてチマチマと食べる、なーんてこともやりましたが、結果としては

★イヤになるくらい停滞期が続く。
★性格が悪くなる。
★そのうち食べる。間食が増える。買い込んだダイエットフードを「まとめ食い」する。
★減った期間の半分でリバウンドする。
★それ以降、減食しただけでは体重は減らない。

とまあ、さんざんな結果でした。

今はマイペースで筋力トレーニングをやっていますが、結局はこれが一番良かったみたいです。
もちろん、これもきちんとジムに通い、コーチの指導を受けているからで、一人で部屋にこもってゴソゴソしているだけでは続かなかったでしょう(現に部屋には使わないボディブレードが御座います)。

しかも、効果が出始めたのは、半年経ってから。体重は昔と全然変わってません。これは私が食事制限をしていないからなんだけど、それでも見た目はかなり変わりました。服もワンサイズ下になったし。
○キロ痩せた、なんて、数字にこだわってたのは何だったの?!と思います。

あとね、やっぱりその人にはその人にあった体型がある。
私は、どう頑張っても中谷美紀さんみたいな体型にはなれない。

雑誌の記事にしても、商品にしても、しょせん相手は商売だからねえ。自分の健康と、なによりも人生を棒に振ることはございませんよ、あたしみたいにね。

睡眠不足

  • 2002.05.26 Sunday
  • 01:26
ウツまっ盛りのときは、普通の人から見れば「なんで、そんな事ができないの?!」と言われるようなことができない。これがもう、ほんとうにできないのである。
たとえば、「朝おきて、夜眠ること」。
いまでも月曜日の朝は気が滅入るし、「あああ、また一週間か」と思うのだが、当時はこの何十倍も辛かった。それが毎朝である。
仕事から帰ったら、すぐ布団に潜り込んでいた。伏せっている時間は長い(仕事以外だから、ほぼ半日)のだが、ほんとうに眠っている時間は短い。熟睡できないのだ。夜中に何度も何度も目が覚めて、明け方ぐらいにようやく眠れる。そうなると、もう朝だ。

入眠剤も色々飲んだ。しかし、熟睡にはほど遠く、そのくせ薬の作用は中途半端に残って、昼間はボーッとしていた。これが毎日続く。調子の悪い心と頭が、よけい悪くなる。そんな生活が4年ぐらい続いただろうか?

今でも、トレーニングをした晩であるにもかかわらず、夜中の2時ぐらいにフッと目が覚めて、その後しばらく寝付けないことがよくある。今日も3時頃に目が覚めて、それっきり眠れず、出勤のため起きなければいけない時間になって睡魔が襲ってきた。
なんとか一日仕事をこなしたが、体がだるい。

それでも、あの頃に比べればマシである。

「ちゃんと眠れて、起きられる」というのは、本当にほんとうにありがたいことだと思う。

メールありがとう。

  • 2002.05.26 Sunday
  • 01:04
私のホームページには、いわゆる「掲示板」がありません。
なぜかというと、マメに管理する気力がまだないから(爆)。
なんせ、日記ひとつとっても、こうして週に一度まとめて書き込んでいる始末。
それでも徐々にこのつたないHPを訪問して下さる方も増えてきていて、たいへん感謝してます。
とりわけ嬉しいのが、メールが舞い込んでくること。
掲示板と違って、アドレスがこちらにも分かるわけだから、送る方もけっこう勇気がいるんじゃないかと思います(テーマが摂食障害ということもあるし)。
ほんとうに、ありがとうね。これからもよろしくお願いします。

のどの痛み

  • 2002.05.18 Saturday
  • 17:56
今でこそ、思ったことや感じたことをそれなりに言葉に出せるようになったが、以前はなかなか声にすることができませんでした。

頭で考えたことが、身体の途中まで降りてくる。胸で感じたことが、これも途中まではかけ上る。両者とも、喉のところで滞ってしまうのです。喉元がつかえて、頭も胸もザワザワとして、とても苦しかったのを覚えています。

文章にすることでもかなり落ち着くのだけれど、やっぱり、誰かに聞いてもらうのが、私には一番いいみたいです。

オバサンたちが喋っている様子を見ると、みんなが言いたいことをそれぞれ喋って、相手のことは聞き流しているようです(ちっとも聞いていなかったりして)。
男性より女性のほうがストレスに強いのは、とりとめのないおしゃべりができる、というところにあるのかもしれません。

ちなみに、うちの彼氏は男性にしては良く喋るほうです。はじめの頃は、「気を利かせて喋ってくれているのかな」とも思っていましたが、そうでもないみたいです…肝心なことを適当なタイミングで喋ってくれるともっといいんだけれど。

食中毒

  • 2002.05.11 Saturday
  • 07:30
今でこそワタシのPCでは「摂食障害」と一発変換できるが、はじめの頃は「セッショクショウガイ」と打ち込むと「接触障害」「節食障害」と変換されていた。
画面を見つめながら「うーむ、おぬし、なかなかのセンスじゃの」と思ったものだ。

ミーティングでは自分の病名を名乗るのだけれど、「摂食障害」ではピンと来ない人もいるようなので「過食症の…」と言っている。それでもスグに頭の中で変換してもらえない時もある。特に私の外見が「やや太め」ぐらいなので、相手のほうも、私に尋ねる前に(拒食症には絶対見えないし、うーん、うーん。)と、しばし混乱してしまうようだ。

「…拒食症とどう違うんですか?」
「や、私は食べ過ぎるほうなんです。」
「…??…え、でも食べられるからいいんじゃないですか?」
「あ、だから、食べっぱなしじゃなくて、そういう方もおられますけど、私の場合は吐いちゃうんです、自分から。」
「はあ…。」

おそらく、世の中にはいろんな人間がいるもんだなあ、と思われたことだろう。

以前、「アル中」にひっかけて「食中毒です。」と言ったら妙にナットクしてもらえたことがある。

そういえば萩原朔太郎の詩で「酒精中毒者の孤独」というのがあった。酒精中毒、なんだか有無を言わせない字面である。漢字ってインパクト強い。

やっぱり、やめられん!

  • 2002.05.01 Wednesday
  • 06:31
私が大好きな、某メーカーのアイスクリーム。
過食嘔吐していた頃も、「シメ」でよく食べていました。
先日、新しい味が店頭に並んでいるのを発見!食べたら、美味しいんですよおおお!トレーニングのあとに食べたら、胃にひんやりと甘さがしみこんで、もう最高です(^^ゞ。

ふだん、グループで「最初の一杯に手を出すな」なんて言葉を耳にしていて、過食症の私にとってはアイスやチョコは本当に引き金になりやすい食べ物。だけど、やっぱり、だめです。

まあ、今までも「これだったらもっと食べてもいいんじゃないか」と調子こいて痛い目に遭っているので、これだけで済んで良かったです。
もし、過食嘔吐してしまったら、ちゃんとこの日記に書きます。

そうだなあ。私が死んだら、カンオケにはお菓子をいっぱいいっぱい入れて欲しいな。
「花より団子」です、ハイ。

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