今年はもっと本を読もう。

  • 2013.01.08 Tuesday
  • 23:15
…と思って、新年一冊めに選んだ本がこちら。

I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝

サッカーのルールはもとより、ヨーロッパの選手のこともほとんど知らないんだけど、大丈夫かな?と思っていましたが、心配無用。ひとつの物語としてじゅうぶん楽しめました。

以下、感じたことをつらつらと。
  • プロスポーツ選手に移籍はつきものだし、賞金稼ぎみたいなものと思っていたけど、想像をはるかにしのぐ厳しい世界。どのクラブも傭兵集団って感じ。みんなこういう世界で勝負してるんだなあ。
  • サッカーはポジションが決まっていないし、周りの選手がボールをよこしてくれなければ得点もできない。監督と折り合いが悪ければまったく試合に出してもらえない。そんな状況でつぎつぎと居場所を獲得していく様子が面白くてどんどん読めた。移籍をめぐっての駆け引きの描写は、まるで映画を見ているみたい。
  • 映画『グラディエーター』の例えが出てくるけど、前世はほんとにそういう職業だったんじゃないか、もしくは守護霊にそういう人がついてるんじゃないかという気がした。
  • 以前からスポーツニュースなどで名前だけは聞いていたので、実力もステイタスもあるサッカー選手なのは分かっていたけど、この自伝のせいで私のなかでは「盗んだ自転車で走りだして爆竹を投げる人」のイメージが定着。
  • ものすごい精神力と集中力で怒りと逆境をエネルギーに変えてきた人。静止すると死んじゃうような、サメみたいな人。
  • ご本人もなかなか強烈な方ですが、周囲の皆さんも、そこらの少年マンガのキャラ設定をしのぐ個性派ぞろい。とくに代理人さん。
  • 母親も生活が精一杯で余裕が無かったし、父親もしっちゃかめっちゃか。でも彼が両親のことを「でも大好きだった」と言えたのは、ご両親の言う事や行動にスジがしっかり通っていて、その背中をずっと見てきたからなんだろうと思う。

たぐいまれなメンタルと強運の持ち主なのは分かっているけど、「俺だって何とかなったぜ」と言われると自分も何とかなりそうな気になってくるから不思議。「自分は本当はどうしたいのか」がハッキリしている。他人のせいにしない。これができたら、人生そんなにヒドいことにはならないんじゃないかな、たぶん。

今年は風邪を引いてしまい、まさに寝正月となってしまったのですが、病み上がりの心と体にじわじわと効いた一冊でした。
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