処方せん変更(1年8ヶ月ぶり)

バセドー病とのお付き合いももうすぐ8年。
ずっと投薬治療を受けていますが、今回の診察の結果、毎日1回1錠の処方から、1日おき1錠に変更になりました。

ブログを読み返すと前回の記録が昨年3月になっていますので、1年8ヶ月ぶりの減薬です。
今後も血液検査の結果次第ではまた薬の量が増える可能性はありますが、おかげさまでバセドー病が原因と思われるような自覚症状もなく、日常生活に支障なく過ごせています。治療の最初の頃に悩まされた体重の急な変動もなくなりました。

ケガと違って「何ヵ月後にこの程度良くなる」といった見込みの立てにくい病気ですが、その点については私はメンタルの病気で経験済みでしたので、診断を聞いたときも「まあぼちぼち行くしかないな」と気持ちを切りかえることができました(これが不治の病だったり、スポーツを生業にしている方だとそうは行かないと思いますが……)。

今後の血液検査の結果ではまた薬の量が増える可能性はありますが、その時はその時。これまでと同じように身体や心からのサインを見逃さないようにつとめていきたいです。

好転のきざし

バセドー病の治療を始めて、今年で足かけ7年目に入りました。

私の場合は、外科手術を受けるほどのことではないとのことで投薬治療を続けているのですが、今回の血液検査の結果、数年間変化の無かった薬の量を、ほんの少し減らせることになりました。

複数ある検査項目のうち、これまで最後まで好転しなかった項目が今回はじめて変化していました。過去1年の経過を折れ線グラフで見せて頂いたのですが、今回急に数値が(良い方に)上がったように見えました。

様子を見ながらなので、次回の検査で数値が逆戻りしてしまえば処方も元通りになるのですが、ひさびさの朗報です。

最初にバセドー病と診断を受けた時にすぐに頭に浮かんだのは、「若い時の過食嘔吐が、今頃になって”たたった”のだろうか?」ということでした。かかりつけの先生に相談したら因果関係はないとのこと。バセドー病はまだ原因がはっきり解明されていないそうで(病名に人の名前がついているのは、たいがい現時点では原因不明のものが多いようですね)、でも命を持って行かれるような病気ではないし、薬をきちんと飲んでいれば徐々に症状が治まると説明を受けたので、気持ちの切り替えは早くにできたように思います。

どういった症状が出るのか、どの程度の重さなのかは人によって違うようですが、私の場合は疲労のペースがわかりにくい…というのがあります。

その日は布団に入るまで平気だと思っていたのに、翌日にものすごい倦怠感が出たり、頭痛がしたり。じわじわと疲れが出てくるなら「そろそろ休んだ方がいいな」という加減が分かるのですが、まるでスイッチが切れたようにというか、バッテリーが上がったかのように「バタンキュー」となるので、自分でもとまどいます。

仕方がないので「前回これぐらいの活動をしたらバテたから、気をつけよう」という経験をもとに調整していくしかないのですが、身体を動かすことの多い職業の人がこういう病気になったら、さぞ大変なことと思います。

あと困ったことと言えば、体重の増減でしょうか。
一時期処方の量が増えた時には、食事の量が変わらないのにあっという間に体重が増えてしまいました。薬が減ったら元に戻りましたが。さすがにこのときは「いやあ、本当に体重がコントロールできない病気になっちゃったなあ」とゲンナリしました。

じつは昨日も「バタンキュー」になっていました。前の日にはりきって多めに予定をこなして、まあ大丈夫だろうと思っていたのですが、見込みが甘かったです。結局のところ毎日6割、7割でいいからコツコツやっていくのと大差ないことになりました。
なかなか思うようにはなりませんが、自分にとってほどよいペースを探しながらやっていきます。

上がったり下がったり

バセドー病の治療で半月に一度、病院に通っています。

病院の先生はスポーツドクターとして関係団体に登録されていることもあり、私が数年来トレーニングを続けていると知ってから、診察のたびに

「今からトレーニングですか」
「今日はもう行ってきたんですか」

と聞かれます。肝心の病気より、スポーツの話題がメインになるときもあります。

私、一応病人なんですけど…やっぱり丈夫そうに見られるのかなー。

治療を受けはじめて約一年半、おおむね3ヶ月ごとに血液検査をして、ホルモンの数値を確認しながら、その都度薬の量を加減します。最終的には薬で調節しなくても甲状腺ホルモンが適切に分泌されるようにしていきます。

バセドー病は身体の代謝が進み過ぎてしまう病気なのですが、今回の検査結果で、「甲状腺機能低下症」のレベルまでホルモンの数値が下がっていたことが分かり、急きょ薬を減らすことになりました。

代謝に関係するということは、体重の増減につながります。昔みたいにパニックになることはないけど、いい気持ちもしません。この数カ月で3キロも体重が増えてしまったので、元に戻ってくれればいいのですが、どうなりますやら。

早や中年の入り口にさしかかっている年令だし、食事の量や内容もそろそろ控えたほうがいいんでしょうね。うーん、悲しいなあ。

持病追加

昨年の秋あたりから、寝ても寝ても取れないほど、疲れがひどくなっていました。少し動いただけで息が切れる。ジムには引き続き通っていたけど、有酸素運動が以前のように続かない。血圧も高くなった。異常にお腹が空く。でも、食事の量の割には体重は増えない。

もう更年期障害か?!違うにしても、やっぱり年のせいかなあ〜、と焦っていました。
そんな折、今年初めに受けた人間ドックで再検査をするよう指摘されました。結果は見事に陽性でした。先に述べた症状も、すべて甲状腺機能の亢進作用によるものでした。

治療には時間がかかるそうですが、幸い死に至る病気ではないこと、薬を服用し続ければ、徐々に正常値に戻るとのことでした。依存症ほど面倒くさくないのね。

診断を受けた時、真っ先に「やっぱり、長年の過食嘔吐が影響したのか」と考えがうかびました。しかし、原因は分かっていないのだそうです。身内に同じ病気の人がいるという方もおられるそうですが、私の場合はそれにも該当せず。まあ、「かかる人はかかる」ということなのでしょう。

さて、次に気になったのが運動です。
私の場合は長年のジム通いもあって、運動こそがストレス解消になっています。激しい運動はどうせ体がついていかないのだけど、「しばらくダメ」と言われたらどうしよう、と思っていたところ、病院の先生から「失礼ですが、何か運動をされていますね?」とたずねられました。

やはり、この肩幅で分かりましたか…と内心苦笑いしつつ答えると、「特に制限はありませんよ。これからどんどん持久力も戻って、楽しみになってきますから」と、以外にもアッサリとした答えが帰ってきました。ああよかった。

薬を服用して約半年経ちましたが、おかげさまで順調に数値も基準値に近づいています。運動をしても、息切れもありません。異常な食欲はなかなか収まらなかったのですが、ここ2ヶ月でようやく落ち着いてきました(これは元からの病気のせいですね)。

ひとつ残念なのは、代謝機能が正常になるまでは妊娠は控えたほうがいいということ。流産の危険が高いのだそうです。胎児に影響の少ない薬はあるので「妊娠禁止」ではないし、年齢的にも気にはなるけれど、これも子どもがいない時にしかできない事をやっときなさい、ということかなと思うことにしました。

いやもう、生きてると色々ありますね。
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