今年の目標:歩く
- 2023.01.30 Monday
- 22:20
帰省したときに、ふと思い立って母校の中学校まで散歩してみました。
30数年前の記憶をたどりながら歩いたのもあって時間がかかりましたが、それにしても中学生の時は毎日こんな距離を歩いていたのかと我ながら感心しました。
あとで地図アプリで調べてみたら片道1.7キロでした。私の頃は土曜日も学校がありましたから、ほぼ毎日、往復40分歩いていたことになります。中学校の前には坂道もあります。
今回は手ぶらで往復しましたが、教科書や資料集がぎっしりつまった手提げカバンを持って毎日4キロ歩けと言われたら、しんどいものがあります。
中学校のときだけではなく、私は子どもの頃からとにかく歩いていました。母親が自転車に乗れなかったからです。
私の古い記憶は3歳のころからですが、いつも母と手をつないで買い物へついて行ったこと、近所の神社へ遊びに行ったこと、国鉄(!)の駅のプラットホームで、電車に乗るときに母のかけ声に合わせて大きく足を踏み出して、下を見たら深ーいすき間があいていて怖かったことなどを思い出します。
大人になって母が「あんたがちょっと歩けるぐらいになってからすぐに、ずいぶんあちこち連れまわしたよねえ」と言ってくれましたが、私はそういうものだ、それが普通だと思っていました。
私がいま50歳を過ぎてもとくに膝や腰に大きなトラブルがないのも、幼少時、中学生の成長期にひたすら歩いたおかげかもしれません。
このたび実家と母校を歩いて往復したことで発見がありました。 私が高校生になって太りはじめたのは、毎日4キロ歩くという習慣がなくなったのが原因でした。
はい、今ごろ気がつきました。
高校はバス通学でした。実家からバス停まではせいぜい数百メートル。高校の目の前にバス停がありました。徒歩での通学距離が、毎日4キロから1キロ程度に減ってしまったのです。
しかも中学校の時には校則で禁止されていた帰り道での買い食いができるようになったので、友達としょっちゅうお店に寄っては間食とおしゃべりを楽しんでいました。そして家に帰って2時間とたたずに夕食です。今までよりも食べる量が増えて、今までよりも身体を動かさなくなったら、当たり前ですが体重は増えます。増えなかったら病気です。
身体が重くなった気がして体重計に乗ってびっくりしたのは高1の夏休みでした。入学から約3か月、蓄積されたカロリーが体型の変化としてあらわれてくる頃です。
それから私の過激なダイエットと長い長い過食嘔吐の日々が始まりました・・・。
まあ、私の過食嘔吐については自身の性格や承認欲求の程度の問題が大きいのでいずれかかる病気だったろうと推測しますが、それでもあの高1の夏休みの時、冷静に「そりゃあ運動量が減ればそうなるよ」と受け止められていたら、もうちょっと健康的な方法で対処ができたのではないか?と今更ながら思いをめぐらせています。
そんなわけで、歩くことの大切さを再認識しましたので、1フロアぶんの階段でもいいので、意識して歩く距離を増やそうと思います。
- からだと過食症
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